アナフレ猛虎会

皆様こんにちは。アナフレ猛虎会 通称”頑張れ阪神タイガース☆です。
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猛虎かく勝てり2403

2022.12.20 Tuesday




“超人も人の子へ“

背番号7
糸井 嘉男外野手

2022年度成績
試合62打席182打数163得12安打37二塁打3三塁打0本塁打3塁打49打点22盗塁0盗塁刺0犠打0犠飛1四球16死球2三振29併殺打3打率.227長打率.301出塁率.302


ありがとう、超人−。糸井君が引退試合に臨み、5回に代打で左前打を
放ち、有終の美を飾ってくれたのはもう2ヶ月も前ですね。
投手から野手に転向し、プロ生活19年で通算1755安打を積み上げました。甲子園のファンに感謝し、超人と呼ばれた男がバットを置きました。

超人もあふれる涙をこらえながら、6900回目の打席にゆっくりと歩みを進め、2点ビハインドの5回先頭。「代打糸井」がコールされると、SMAPの「SHAKE」が鳴り響き、万雷の拍手に包まれた甲子園。
涙を拭い、最後の真剣勝負に挑んだ。
2ボールから4球ファウルで粘り、フルカウントからの8球目。広島森下投手の外角高め147キロを強振。打球は三遊間を破った通算1755本目のヒットで甲子園はお祭り騒ぎ。一塁に到達すると、ヘルメットを外し、最後の雄姿を見届けに来た4万2267人に頭を下げました。
その後は一塁走者に残り、中野君の三ゴロで封殺となったが、300盗塁を刻んだ足でスライディングして締めくくったのも糸井君らしいでしょう。

猛虎に来てからの現役終盤は、大きな背中で語ってきました。出番が減っ
ても、準備を怠ることはなく、試合前の全体練習を終えナインが食事をとっている最中も、1人黙々と室内練習場でマシンと向き合いバットを振り込むことが当たり前の光景でした。そんな姿を見てきた坂本君は、「何歳になっても、試合に出る、出ない関係なく向上心を持ってやられている姿は僕の中で一番勉強になりました」とコメント。縦縞での最後の6年間で、
後輩たちに大きな影響を与えてくれました。
約8分間に及んだ引退セレモニーのスピーチでは19年間の思い出を振り
返り、最後は声を張って、感謝の思いを言葉に乗せた糸井君。

マウンド上ではチームメートによる胴上げが行われ、7度宙に舞い、最後は右翼にグラブ、左打席にバットをそっと置いた、誰からも愛された背番号7の超人が、現役生活に別れを告げました。



参考文献:阪神タイガース公式サイト


画像:糸井 嘉男外野手



撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』


撮影日:2022年05月20日


場所:阪神甲子園球場

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