アナフレ猛虎会

“日本のスラッガーへ“

背番号8番
佐藤　輝明内野手

2021年度成績
試合126打席455打数425得点56安打101二塁打25三塁打0本塁打24塁打198打点64盗塁6盗塁刺2犠打0犠飛2四球25死球3三振173併殺打2打率.238長打率.466出塁率.284

お待たせしました。
今年の猛虎はこの男に始まり、そしてこの男の不調で失速して優勝を逃したと言われてしまいますね。
佐藤輝君が今月23日に鳴尾浜での強化練習を打ち上げました。
プロ1年目を振りながら、強化練習期間は左膝のケガの影響で別メニュー調整しながら、打撃練習やウエートトレーニングを中心に強化。
リフレッシュ期間を挟んで、来春キャンプへの準備を進めます。
佐藤君のプロ1年目を振り返ります。

◆オープン戦キング：6本塁打は12球団最多。ドラフト新人のオープン戦本塁打王は史上初。

◆開幕スタメン：6番右翼で先発出場。猛虎新人の開幕戦スタメンは2リーグ分立後10人目。初打席で犠飛を記録。3打数無安打1打点のデビュー戦に。

◆球団最速1号：初本塁打は1回に2ラン。チーム開幕2試合目は1リーグ時代含め球団新人最速タイ。

◆4番で満弾：新人では球団6人目の4番で先発し、5回に初の満塁本塁打。4番初試合のグランドスラムはプロ野球新人初の偉業。

◆1試合3発：2、6、9回に本塁打。新人では58年長嶋茂雄氏以来球界4人目で、猛虎新人では初。

◆20号の大台：新人左打者としては、46年大下弘氏と並び最多。

◆球宴でアーチ：オールスター第2戦、2回にオリックス宮城投手から左越えへアーチ。

◆球団新人最多23号：69年田淵氏22本を超え、球団新人最多記録を樹立。

◆初の2軍落ち：9月10日、35打席ノーヒットが続き、出場選手登録抹消。2軍で汗を流す。

◆59打席連続無安打：8月22日中日戦〜10月3日中日戦。9月23日に1軍復帰も不振は続き、NPB野手ワーストの59打席連続ノーヒットの記録を更新。

◆阪神最多三振：10月17日広島戦で球団新記録となるシーズン167個目の三振を喫す。14年ゴメス氏の166三振を抜く。

◆173三振で閉幕：シーズン最終戦は7番右翼でフル出場も3打数無安打2三振。三振は173に伸びる。

これだけ不調が続いた原因は数字を見れば歴然ですね。455打席に立ちながら、四球がわずか25。わずか５％しかないということは、後半戦はほとんどボール球を振らされていたということになります。
選球眼を鍛え直さねば、来季は今シーズン以上の活躍は難しいのではと懸念します。
猛虎という枠ではなく、将来はメジャーでのスラッガーとして成長できる逸材だけに、来季の成長に期待したいですね。



参考文献：阪神タイガース公式サイト


画像：佐藤　輝明内野手
　




撮影：アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』


撮影日：2021年06月29日


場所：阪神甲子園球場