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2012.03.28 Wednesday
“スーパースターを求む”
MLBとのプレシーズン・ゲームに連勝して、公式戦へ向け最高の仕上がり?で帰って来た
猛虎ナイン。この勢いで開幕からいいスタートを切りたいものです。
東京ドームで打線にスイッチが入った!と表現した和田監督。
今回、そのアスレチックスと対戦して、見て学んだ事が多い。野手が下がればセーフティバントを
したり、前の塁で走者を殺そうとしたり、常に相手の隙を突こうとする姿勢に大きな感銘を受けた
ようです。
そして小生が生観戦したマリナーズとの試合前、イチロー選手の打撃練習を食い入るように
見つめる猛虎戦士を目の当たりにした指揮官は、確かな手応えを感じていました。
アナフレ猛虎会の皆々様!このイチロー選手を食い入るように見つめていたのは、猛虎ナイン
だけではありません。この日東京ドームに集った5万人近いすべての大観衆が彼のプレーから目を
離しませんでした。
イチローがフリー打撃をすればネット裏に集まり、外野守備練習に行けば彼の背面キャッチを見に
集まり、そして打球を処理するワンプレーに歓声が沸きます。
試合は猛虎が優勢で進みましたが、終盤に一番のクライマックスが訪れます。マリナーズ川崎選手が
ツーベースを打って出塁した直後のイチローコールです。虎党も含めた5万の大観衆が拍手で彼の
打席を待ち望んでいました。まさにスーパースター!そして彼を自分のカメラで撮影できたことの
歓び!(^^)!
この日ばかりは申し訳ありませんが、主役は猛虎でもマリナーズでもありません。
日本球界が生んだ天才プレーヤーであり、ミスターベースボールでした!
今の日本球界が抱える問題とは、東京ドームを本拠地に置く球団が、勝利するために選手を獲得
しながら醜い内紛を晒しているような有様だからでしょう。
勝利のために選手集めに奔走する。強くなるには確かに一つの方法論ですから否定はいたしません。
しかし皆々様!イチロー選手を見ていて小生が感じたことは、勝敗に関係なく、とにかく絵になる
ミスタープロ野球のようなスター選手が一人でもチームに出現すれば、ファンは一つの球場ではなく
行く先々の球場を満員とし、視聴率もアップするということではないでしょうか!
かつて猛虎にも新亀ブームがありました。いいお手本があるじゃないですか。
火の玉ストレートの球児君を見に、観衆は集まり、そして酔いしれました!(^^)!
今巨人の4番打者の打席に興味などまったく沸いてきません。
生え抜き若虎諸君!イチロー選手だってかつてはファームで修業を積んで、まったく無名の状態で
一軍に登録されてシーズン安打記録を達成いたしました。
当時オリックス戦は消化試合にも関わらず超満員。彼の新記録を見に集まってきました。
小生の親父は、宿敵のスーパースター長嶋茂雄氏の大ファンです。引退試合は本当に心こそ泣けたと
回想しています。
ミスタータイガースの出現はいつでしょうか〜和田監督様!
本日の画像はお許しください!ガンちゃん岩田君からヒットを放ったミスターベースボール イチローです!(^^)!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:イチロー外野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース』
撮影日:2012年03月25日
場所:東京ドーム