猛虎かく勝てり1
2006.05.19 Friday
■2006/5/19 試合結果対オリックス 1回戦 甲子園
雨天中止
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不屈の男金本知憲 その1
怪我をしても、大差がついた試合でも、グランドに立ち続ける。
「フルイニング出場」。つまりプレーボールからゲームセットまで、試合に出ていること。それを金本兄貴は、広島時代の1999年7月21日から丸6年半以上続けている。まさに『鉄人』である。
米大リーグの「鉄人」カル・リプケンの903試合連続フルイニング出場記録を、先月9日にほどなく破り世界一になった直後、またしてもピンチが訪れた!
彼のホームページのメッセージを紹介したい
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みなさんは知ってると思いますが5月3日の試合で薬指を痛めました。骨には異常ありませんでしたが、かなり捻ってしまったので指の靭帯がかなり伸ばされてるか部分断裂してると思います。
6年前にトリプルスリーを達成した年にも全く同じ状況で同じ指を怪我しました。なんと今回のレントゲン検査でその時の怪我が骨折だったことが判明しました(笑)。
しかし痛みは今回の方が全然ひどく腫れも骨折の時より広範囲で倍以上腫れました。
今回はさすがに監督と相談しました。なぜなら投げることができなかったからです。打つ方は前の怪我の経験から右手は3本の指で握って打ってもどうにかこうにかヒットは打てたしホームランも打てましたから。しかし今回は全く投げれなかったので特にピッチャー、そしてチームにも迷惑をかけるからです。
しかしカットマン(鳥谷)に近くまで来てもらい、また赤星にトスして投げてもらっていいから出ろや!って言ってもらい出ることにしました。なんとか出きることは最大限のplayをしようと考えた結果、とにかく走ることはできるので打って1塁に走る時、少しでもセーフになる可能性があるならとにかく全力疾走だけはやろうと思いました。しかし打って走る時は痛みで全力疾走じゃなく全力失踪したいくらいでした。(たまにはショウもないダジャレも許してーな) 今はいろんな治療院の先生たちに遠方から治療に来て頂きかなり回復しました。ほんとに感謝ですね。投げる方はかなりいけるんじゃないかと思います。打つ方はまだまだですが1日も早く治して今までチームに迷惑をかけたぶんを倍以上にしてお返ししたいと思います。
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"904試合連続フルイニング出場"
この記録は現在も継続中であり、昨日で933試合となった。(因みに連続イニング出場数では3月31日にリプケン氏の8243イニング連続出場を更新)
年齢を重ねるごとに成長を続ける模範選手だが、何より特筆すべきはその人間性、「ケガと言わなければケガじゃない」、「プロは立ち止まったら終わりだ、現状に満足するな」という彼の名言からも読み取れる程のプロ意識の高さが素晴らしいですね!
兄貴や下柳君の影響で同期の矢野先生、年下の今岡君、赤星君らが多少の怪我では欠場しなくなったほどに、全試合出場への意欲を燃やすようになり、その後入団した鳥谷君も全試合出場を目標に掲げるなど、星野SDの球団改革を成功させる一端を担う存在になったと言っても過言ではありません。
この男が縦縞に袖をとおしつづける限り、猛虎は勝ち続けること間違いありませんね(^_^)v
参考文献:金本選手公式サイト『虎のリーサルウェポン金本知憲』
画像:阪神タイガースショップ横浜店
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
☆頑張れ
阪神タイガース☆
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