猛虎かく勝てり82
2007.06.12 Tuesday
”打順を考えて打て”
交流戦も折り返しにはいり、まだまだタイムリー欠乏症は歴然としている猛虎打線!今夜は名著『シンキングベースボール』を開いてみた。
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無死走者二塁という状況は、打者の打撃に対する考え方を読む鍵となる。
1.自分の打順を考えて打っているか。
2.右方向(二塁方向)へ打つ意欲を見せたか。
3.右方向へ打つために、何か特別な方法を用いたか。
これらのことは、そのチームの訓練の度合、チーム・バッティングの徹底はどうかの道標となるものである。
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今年の猛虎の特徴として、とにかくツーベースが出て出塁するも得点に繋がらない事が多々見られるのは皆さんもご承知のとおりであります。さらに以下抜粋します。
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打順は一番から九番までそれぞれ違った型の仕事をする。
一番打者はチャンス・メーカーであり、足が早く選球眼がよく、安打にするバントができれば適任といえる。
二番打者はバントが上手くバットのコントロールができ、右へのゴロが打てなければならない。三,四,五番はクリーン・アップマンである。走者を返し得点をあげることに全力を尽くす。足が早ければ三番を打ち、四番はもっとも長打力のある打者。五番六番七番と信頼度に従い打順を組む。八番はできれば足の速い打者を配すべきである。
次の打者である投手は、バントの機会が多く、しかも相手チームの警戒も厳しいから、走者の足の速さが問題となる。八番打者のもう一つの大事な仕事は、
1.二死無走者の打席では、九番の投手まで打順を回し、次の回の攻撃を一番からの好打順にするための努力。
2.次の投手に代打が出る事を知っていること(カウントが0-3のときでも、走者がスコアリング・ポジションにいて、投手が好投しており代打が出ない場合には、好球は逃さず打つ)。
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今や常識となった打順の組み方だと思いますが、最近毎試合打順を組み替えている岡田はんへ一言!基本を忘れずにいきまひょo(^-^)o
参考文献:『THINKING BASEBALL考える野球をやろう』ドン・ブレイザー/藤江清志 講談社
画像:ミーティング中の猛虎ナイン
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:07年3月22日
場所:横浜スタジアム
☆頑張れ阪神タイガース☆
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