猛虎かく勝てり1521
2017.12.25 Monday
“正捕手の座を脅かせ”
背番号12番
坂本 誠志郎捕手
2017年度成績
試合42打席132打数113得点13安打28二塁打5三塁打0本塁打2塁打39打点17盗塁0盗塁刺0犠打3犠飛0四球15死球1三振32併殺打1打率.248長打率.345出塁率.341
猛虎の正捕手争いに一石を投じた若虎でしょう!少なくとも原口君の野手専念を決定つけた期待の若虎捕手です。
一軍正捕手候補の1人として、前年に続いて春季キャンプを「沖縄組」でスタート。
キャンプ終了後の3月には、4日に催されたワールド・ベースボール・クラシック・オーストラリア代表の強化試合で猛虎のスタメンマスクを任されると、能見君とのバッテリーで好リードを披露。しかし、7日にオリックス・バファローズとの春季教育リーグ戦で打席へ立った際に、右手へ死球を受けて親指を骨折。10日に患部の固定手術を受けたことから、公式戦の開幕後は二軍での調整に専念。その影響で、シーズン初の一軍公式戦出場は、7月6日の対横浜DeNAベイスターズ戦にまで持ち越されました。
この試合でスタメンマスクを任されると、5回表1死1・3塁で迎えた打席でのスクイズ成功によって一軍でのシーズン初打点を記録するなど、攻守にわたる活躍でチームを勝利に導きます。以降の試合では前年に続いて梅野君と併用されていましたが、8月下旬から事実上正捕手の座を確保。9月2日の対中日ドラゴンズ戦では、2回裏に一軍でのシーズン初本塁打(3点本塁打)を放ったことを皮切りに、3安打4打点という内容でプロ入り初の猛打賞を達成。9月8日の対横浜DeNAベイスターズ戦2回裏では、一軍公式戦通算2000本目の安打で出塁した鳥谷君を三塁に置いた状態で、シーズン2号本塁打を記録。この2点本塁打を皮切りに、3安打4打点でチームの勝利へ貢献するとともに、シーズン2度目の猛打賞を達成。
しかし、チームの公式戦予備日だった9月19日甲子園球場全体練習のフリーバッティング中に左脇腹痛を発症。練習後の診察で左脇腹の筋挫傷が判明したため、翌20日に出場選手登録を抹消されシーズンを終えています。
二度の怪我さえなければ猛虎の正捕手を完全に奪う活躍を魅せている坂本君!
派手さはない点も捕手向きなのかもしれませんね〜
来季の正捕手としての定着を勝ち取ることができるか!楽しみな若虎です。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:タイガースガールズ
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2017年4月29日
場所:阪神甲子園球場