猛虎かく勝てり1468
2017.11.01 Wednesday
“開花にかけよう”
背番号75番
ルイス・メンドーサ投手
登板4勝利0敗北2セーブ0ホールド0HP0完投0完封勝0無四球0
勝率.000対打者90投球回21安打22本塁打2四球6死球1三振15暴投1ボーク0失点12自責点12防御率5.14
シーズンも終盤に迫った8月末に日ハムさんからやってきたメンドーサ君!
8月時点で2位だった猛虎が、メッセ君の故障による戦線離脱や藤浪君の不調などを背景に、首位・広島との逆転によるリーグ優勝へ向けて先発要員の補強を模索した苦肉の策という因縁があります。
NPB実働4シーズンで一軍公式戦通算27勝や平均防御率3点台の実績を持つメンドーサ君に白羽の矢を立てました。
移籍後は、9月3日の対中日ドラゴンズ戦先発で公式戦に初登板。日本ハムでの最終登板から中15日で臨見ましたが、7回4失点という内容で敗戦投手になります。
さらに9月18日の対広島戦で先発登板。
セ・リーグの優勝マジック1で甲子園に乗り込んだ広島打線を相手に、5回を2失点で凌ぐ好投を魅せました。
結果1点ビハインドでの降板後にチームがいったん同点に追い付いたため、メンドーサ君に勝敗は付きませんでしたが、救援陣が終盤に再び勝ち越しを許した末にチームは敗戦。この敗戦によって、広島のセ・リーグ2連覇が決まるという本人にとっては数奇な登板に。
以後メンドーサ君は二軍での調整を経て、9月29日の対横浜DeNAベイスターズ戦にも先発で登板。4回4失点という内容で黒星が付いた末に、翌30日付で出場選手登録を抹消されたため、阪神移籍後は未勝利のままレギュラーシーズンを終えました。
しかしながら、レギュラーシーズン2位でDeNAとのCSファーストステージへ進んだため、メンドーサには日本ハム時代の前年に続いてポストシーズンの試合へ登板する可能性がありましたが、実際にはメッセ君がレギュラーシーズンの最終盤から、先発要員として一軍に復帰。
チームもCSファーストステージ第3戦でステージ敗退が決まったため、メンドーサ君はポストシーズンの試合へ登板することなく、第3戦の翌日にメキシコへ帰国。
雨天で中止が多かった甲子園の夜空のような、巡り合わせの悪いシーズンになったメンドーサ君!来季は厄払いをして縦縞として勝利のお立ち台を期待しましょう!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:タイガースガールズ
アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2017年04月29日
場所:阪神甲子園球場