2008年新スタッフ発表
2007.10.27 Saturday
”第5次岡田内閣発足”
阪神タイガースは岡田監督が5年目の指揮を執る来季のコーチ陣を正式に発表されました。
作戦兼バッテリーコーチには03年から05年まで2軍監督を務めた木戸克彦氏が復帰し、今季限りで現役を退いた中村豊氏が2軍の守備走塁コーチに就任します。
【1軍】監督 岡田彰布(49)=早大 背番号80
▽チーフ投手 久保康生(49)=柳川商高84
▽チーフ野手兼打撃 吉竹春樹(46)=九州産高76
▽作戦兼バッテリー 木戸克彦(46)=法大 91
▽投手 中西清起(45)=高知商高 71
▽打撃 広沢克実(45)=明大 85
▽守備走塁 和田豊(45)=日大 86
▽守備走塁 山脇光治(45)=浪商高 89
▽バッテリー 吉田康夫(46)=日大東北高 81
▽トレーニング 続木敏之(49)=新居浜商高 90
【2軍】監督 平田勝男(48)=明大 78
▽野手総合兼打撃 立石充男(49)=初芝高 88
▽投手 星野伸之(41)=旭川工高 70
▽同 葛西 稔(40)=法大 82
▽打撃 町田公二郎(37)=専大 73
▽守備走塁 中村豊(34)=明大 87
▽守備走塁 筒井壮(32)=明大 79
▽バッテリー 嶋田宗彦(45)=箕島高 83
▽トレーニング 伊藤敦規(44)=福井工大74
▽育成 遠山奨志(40)=八代一高 75
▽育成 加藤安雄(57)=明大 97
とともに、本日また二人の猛虎戦士に戦力外通告の発表がありました。
上坂太一郎内野手と相木崇投手です。
実力社会の厳しいしい世界に生きる宿命です。
F1セブン上太郎こと上坂君は現役続行の意志表明をして、合同トライアウトに参加します。
持ち前の俊足を生かしての復活が期待されますねo(^-^)o
相木投手もサイドスロー投手としてまだまだ中継ぎなどでの活躍が期待されますね!是非とも来季はまた縦縞ではない別なユニフォーム姿の二人の勇姿にお目にかかりたいもんです!
頑張れ上太郎!
頑張れアイキー!
画像:相木 崇投手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:07年3月22日
場所:横浜スタジアム
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2007年猛虎キャンプリポート 20
2007.02.23 Friday
”野手への一言”失敗を克服するための準備・研究・努力をどれだけしたのか?もう一度考えろ!
”投手への一言”初心を忘れるな!初心を思い出せ!その熱き思い…そうだ覇権奪回そして…!
本日の安芸は気温20度、半日練習にもかかわらず約2500人が訪れた安芸キャンプ第5クール四日目。
昨日の紅白戦で素晴らしいホームランを放った宇宙人鳥谷(^-^)/今日の打撃練習では76スイング中、バックスクリーン直撃を含む6本のサク越えと相変わらずの好調ぶり(^-^)/
午前中のファームブルペンでは昨日の三振ショーをミラクルだと照れる相木君(^-^)/持ち味を存分に発揮してもらいたいもんです!
隣も同じくサイドスローの伊代野君と話題のナックル渡辺君!二人とも反省の紅白戦でしたかなo(^-^)o
太陽君は今年はやってくれるでしょうな〜今までのつらかった時代の苦労が一挙に開花するか(^-^)/
相変わらず冬眠から目が覚めないお杉(^O^)今年は暖かいから開幕までにはスッキリしましょう(^-^)/
この方はほっといても大丈夫は下柳先生!実戦登板はいつ頃ですかいo(^-^)o
しかし昨日突然のアクシデントの三東君はほんまに心配です。マウンドに立つまでのブランクが長かっただけに残念!なんとか復活をしてもらいたいと願っております!
腰痛もなんのその。完全復調はキャプテン赤星君!今季は盗塁王はもちろん、200安打に再挑戦!
明日はオリックスと今シーズン初のオープン戦です(^-^)/
先発は能見君の予定のようですね〜後輩の小嶋君の株が上昇中なだけに、先輩の意地を見せてもらいたいもんです(^-^)/
また、濱ちゃんには是非ともライトスタンドへのホームランを期待します(^-^)/
新人の野原君や清水君の活躍も楽しみですが、まだまだ僕等も忘れちゃこまるで〜秀太君や豊君等のスーパーサブや、高橋光君の存在も忘れちゃおりまへんで(^-^)/
今夜はこのへんで
画像:相木 崇投手
撮影:アナフレ猛虎会『広報部長☆』
撮影日:06年8月18日
場所:明治神宮球場
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猛虎かく勝てり71
2006.12.01 Friday
”魔球を投げて新守護神になれ!”
今季、岡田はんの期待の半分も力を出し切れなかった男の一人!
04年にオリックスと近鉄の合併、東北楽天ゴールデンイーグルスの新規参入で分配ドラフトの対象となり、オリックスにプロテクトされたものの05年11月15日、前川勝彦投手との交換で阪神タイガースへ移籍してきました。
今夜は新守護神候補のダークホース、相木 崇投手です(^-^)/
春季キャンプにて初めて相木君の投球をみた岡田はんに一目で気に入られ、開幕一軍入りを果たしました。
阪神には90年代までに多くのサイド、アンダースローの技巧派ピッチャーがいました。最近では川尻氏や葛西氏などが活躍してくれましたね(^-^)/
今シーズン中継ぎとしていいスタートをきるも、左打者との相性の悪さを見抜かれ、交流戦期間中にファームに落ち、その後も8月に再登録されるも、登板のチャンスはありませんでした。
今シーズンの成績です。
13試合 0勝 0敗 0S 防御率0.71
完投0 投球回12 2/3 奪三振8 自責点1
猛虎にとって貴重なアンダースローの相木君には是非ともブレークしてもらうためにも、左打者のアウトコースに沈む魔球、シンカーをマスターしてほしい事を切に願ってやみません(^-^)/
日本球界最多のセーブポイントをあげている名ストッパー、燕の高津投手の魔球である100km/h台のシンカーは、当時の野村克也監督に「西武の潮崎哲也投手のシンカーを盗め」と言われて完成させた事は有名です。
1992年の日本シリーズで潮崎投手のシンカーに苦しめられたとき、高津投手にシンカーを教えたのが、キャンプで臨時コーチだった山田久志氏だったそうです。
それから年数と経験を積み重ねてあの松井キラーと呼ばれた高津投手の”伝家の宝刀”が完成しました。
来シーズンは宿敵巨人打線にも、あの小笠原選手が加わり、左の強打者が並びます!
相木君のアンダースローから放たれる、右打者には胸元を抉るようなシュートボール、左打者にはアウトコースに沈むシンカー、時には切れのある真っ直ぐを交えて、強打者のバットが空を斬る痛快な奪三振ショーを是非とも期待したいもんです(*^-^)bストッパー争い枠に死に物狂いでくらいつけ(^-^)/
画像:相木 崇投手
撮影:アナフレ猛虎会『広報部長☆』
撮影日:06年8月18日
場所:明治神宮球場
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虎完敗(-o-;)自力優勝消滅
2006.08.12 Saturday
■2006/8/12 試合結果対中日 12回戦 ナゴヤドーム
神|100 000 000|1
中|141 122 00x|11
勝:山本昌6勝6敗0S
敗:能見2勝4敗0S
HR:T・ウッズ ソロ30号
神:能見-太陽-金澤-相木-桟原
中:山本昌-鈴木-中里
――――――
"点差が開くと慌てる幼稚な岡田采配"
↓↓↓もう辛くってラジオ聴いていられません(;_;)↑↑↑
六回の裏、10点差をつけられた時点でアナフレ猛虎会の同志から頂戴した切実なコメントである(-.-;)
『竜が強いのか虎が弱いのか?』
初回に金本兄貴のタイムリーで先制するものの、その後は良い所なくまさに完敗。
対ドラゴンズ戦6連敗、ナゴヤドームでは7連敗となり、自力優勝が消滅した。
先の『?』の件を冷静にかんがみたい。
チーム打率、防御率、チーム本塁打数、守備力(エラー数)などの此処までの数字を比べれば一目瞭然!ましてや、球児君や久保田君、今岡君の欠場等を加えれば、竜さんがチーム力は上であると認めざる負えまい。
がしかし、本日の大敗の原因は上記の数字の差ではない事をはっきりと断言したい!
なぜなら、虎が1回に先手をとったが、すぐに勝ち越された。それも、竜が2回までに放った7安打は、長打狙いでなく、すべて単打。計16安打を放つも、長打の得点はウッズ選手のソロホームランのみで、単打と見事な走塁を重ねて、確実に1点をとりにくる攻めで、虎を圧勝している事にほかならない。
試合後の落合監督談がすべて『今日は今年一番の試合だった』…
対する虎は初回こそ先制するも、直ぐに逆点をされ、点差が開けば開くほど、苦手山本昌投手に対して真っ向勝負を続け、一発長打を期待するような慌てた幼稚な采配ばかり(-.-;)
そんな単調な采配を象徴するシーンが七回にありました!
浅井君がヒットで出た後モンキー藤本のファースト頃に対して山本投手の一塁カバーが遅れてセーフ!
つまり昨日41歳を迎えたばかりの昌投手には失礼ですが、走れないほど消耗していた姿に竜ベンチは完投を見きりました。
ここまで全力投球でアップアップの昌投手に対して、何故阪神ベンチは序盤から走者が出たとき、次の塁を狙う姿勢をみせて、けん制球を多投させる等の、ジワリジワリと消耗させて、少しでも球威をおとさせて点差を縮めていくような弱者の采配が出せないのだろうか?
つまり今夜の結果は、数字でも上回る強者のはずの竜さんが、弱者の野球で虎を圧倒しているに他なりません!
岡田はん!楽して勝とうとしておりませんかい(-.-;)
ゲーム7.5差と開き、自力優勝がなくなりました!
がしかし岡田はん!勝負はこれからやないかい(`o´)
たかがマジック40が点滅しただけであり、それならまずはマジック消滅という屈辱を竜さんに思いしらせるべく、粘り強く戦っていこうではありませんか(^_^)v
お久しぶりだぜ相木君!竜さんの勢いを止めるナイスピッチング(^_^)v
しかし竜の英智選手はいい選手ですな〜素晴らしい走塁に天晴れ!
明日はまず連敗をとめよう(^o^)/
画像:相木 崇投手
撮影:アナフレ猛虎会『広報部長☆』
撮影日:06年3月30日
場所:明治神宮球場
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阪神タイガースおっかけマップ (2005)
阪神タイガースを語るには何がなくてもまず甲子園球場。大歓声でマンモススタンドが揺れ、ラッキーセブンのジェット風船は夜空が隠れてしまうほど舞い上がる。みなさん人生そのものをタイガースにかけているのだ。甲子園球場はもちろん、その周辺のこと=甲子園の街並みを知っていただきたい。野球とともに歩む姿を。またたくさんの楽しい、うれしいお店がいっぱいある。タイガースOBのお店や、ナインご贔屓のスポット、ファンが集うショップ。・・・・いえいえ甲子園だけではありませんぞ。おとなり尼崎も、芦屋も神戸、大阪も・・・・関西圏をくまなく知っていただこう。もちろん関東の情報も掲載!
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野村ノート
ところが、以外な選手に感謝されているということもある。その代表的なのが桧山である。阪神時代、桧山に対しては叱ったことはあっても、野球はこうだ、人生はこうだと懇切丁寧に指導した記憶がない。・・・・平成15年、確か優勝した翌日の新聞だったと思うが、彼のインタビューに目を通し驚いたことがある。「野村さんが阪神の監督だったときは、いっていることがよく理解できなかったんですが、今になってやっとわかってきました」・・・・・桧山のように思ってもみなかった選手から感謝を受けるのも指導者冥利に尽きる。 それにしても人生はまさに一期一会だなあと思う。赤星、藤本は阪神のドラフトリストに名前はなかった。赤星はアマからのキャンプ参加、藤本は社会人選手権大会の観戦に行って、遊撃手を探していたときに目に留まった選手である。・・・・私との縁を大切にし、「考えないよりは考えるほうがいい」「知らないより知っていたほうがいい」と私にいわれ、「なるほどそうだな」と思い、ノートをこまめに取り、そのノートを保存し何度も読み返す。こうしたちょっとの差が、いざ自分が指導する立場になったときに活き、あるいはコーチや監督という地位を得るためのチャンスとなる。逆に出会いや縁を無駄にしてしまう選手は、将来の可能性まで狭めてしまうのである。
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猛虎の70年
第1章阪神タイガースとは何か・・・・おそらくクソ度胸という点では球界ナンバー1の星野仙一の背中にスーッと寒気が走ったのは、彼が阪神の監督になってすぐのことだった。・・・いや、「恐怖」すら感じたという。それは阪神ファンが試合に感動し、勝利の歌を大合唱し、それが終わると球場の外へ出て、ゾロゾロと甲子園駅に帰るのではなく、球場近くの広場に何千人と集まり、そこでも「六甲颪」の大合唱をやるのだ。ファンはやがて甲子園の駅に移動する。この甲子園駅でもまたも「六甲颪」の大合唱となる。それでも終わらない。阪神電車に乗り込んだファンはそのまま梅田の駅で降りて、その梅田駅コンコースでまたまた「六甲颪」の大合唱である。これが深夜まで続くのだ。「お前ら、あれが聞こえるか?俺達はあの熱狂的なファンに対する責任があるんだ。もしあのファンを裏切ったら・・・・俺はどうなるか知らんゾ」・・・・「俺は勝ちたいんや!そのためにはどうするんや?俺はファンに喜んでもらいたいんや・・・・・」なんとも野暮なセリフである。だがかつて阪神の監督としてこんな直接的な言葉を発した指揮官はいなかった。少年のように「勝ちたいんや!」と絶叫する星野仙一。監督室まで聞こえてくる大合唱、そして海鳴りのようなファンの”鼓動”が星野仙一をギリギリまで追い詰めていったのである。そこには「日本一わがままで、日本一熱心で、日本一我慢強い」と星野が評したファンの姿があった。
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巨人軍かく勝てり―V9達成の秘密
チームプレーとは「チームワーク」=「人の和」よりさらに深い考え方で、“人間集団におけるモラルから、グランド上のプレーに至るまで、あらゆる人間行動を網羅した広い考え方”といってよいと思う。
簡単な具体例をあげよう。
いまここで二人の人間がキャッチボールを始めるとする。ボールを握って投げる側は、次のように考える「相手が取りやすいところへとりやすいスピードで投げてやろう。投げ返す時のことも考えて胸元へ投げてやろう」そう考えて投げる。
一方受ける側はどうか。相手がそう考えて投げてもミスすることがある。だから相手の気持ちを察して、「万一とりにくいボールがきても、何とか受けてミスを未然に防いでやろう」この二人の「思いやり」がチームプレーの根本精神である。
このちいいさな「思いやり」は、やがて「自分の義務と役割を完全に履行」することに広がり、チームのために「自己犠牲」をいとわず、「助け合い」、そしてチーム全員に「感謝」するところにまで高められていく。
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一方受ける側はどうか。相手がそう考えて投げてもミスすることがある。だから相手の気持ちを察して、「万一とりにくいボールがきても、何とか受けてミスを未然に防いでやろう」この二人の「思いやり」がチームプレーの根本精神である。
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巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは
チームの要だったON
『チームを預かることになったとき、いつも私が手本としてきたのは川上哲治監督であり、川上監督が率いたV9時代の巨人というチームであった。それではV9巨人のどこが素晴らしかったのだろうか。まずはなんといっても王貞治と長嶋茂雄、すなわちONの存在をあげないわけにいかない。ONは長らく巨人の3番4番に座り続け常にチームの中心であり続けた。ただし私がこの二人を高く評価するのは、彼らが記録や数字を残したからという理由ではない。彼らが中心選手としての役割と責任をまっとうしていたという事実が大きいのである。私は「中心選手はチームの鏡でなければならない」と述べたが、王と長嶋は、まさしくそうであった。他の選手の模範であり続けたのである。そこが凡百の「四番」とONのちがうところなのである。
…その意味で、私は阪神の金本知憲を高く「評価」している。現在の球界で真の「四番」といえるのは彼くらいだろう。彼は少々の故障くらいでは試合を休まない。チームへの忠誠心も高い。金本が移籍してきてから、阪神の選手の意識が明らかに変わった…金本の野球に取り組む態度を見れば、まわりの選手も自然と「このままではいけない」と感じるようになる。また若手選手が直接叱るより先輩が叱ったほうが叱られた若手のショックは少ない。ここ数年の阪神の躍進には、この金本の存在が大きく寄与している』
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ドジャースの戦法
『投手は自分の左側に球を打たれたらすぐさま一塁に向かってスタートする習慣をつけなければならなぬ。ゴロであろうとライナーであろうと変わりはない。直ちに一塁に突進せよ。適当な時に投手がマウンドを離れなかったためにゲームを失ったためしは多い。打球が左側にきたら、投手は真っ直ぐに一塁にスタートし、塁に近付いたらスピードを緩め、右足を塁に触れて、一塁手からの投球を待ち受ける。球を受け取ったら走者との衝突をふせぐために、ファウルラインの内側を二、三歩走り続けるが、この場合もし他の塁にも走者がいたら、投手はできるだけ早くとどまり、必要に応じて他の塁に投球する用意をせねばならない。
走者の足が遅いか、又は他の理由で投手がゆっくり一塁に間に合った時には、塁上で止まって、こちらに投球しようとしている野手の方に向き直り、一塁手のような身のこなしで、体をのばしたり、どちらかの側へ動いたりして、一塁手の代わりをつとめなければならぬ。』
『投手は自分の左側に球を打たれたらすぐさま一塁に向かってスタートする習慣をつけなければならなぬ。ゴロであろうとライナーであろうと変わりはない。直ちに一塁に突進せよ。適当な時に投手がマウンドを離れなかったためにゲームを失ったためしは多い。打球が左側にきたら、投手は真っ直ぐに一塁にスタートし、塁に近付いたらスピードを緩め、右足を塁に触れて、一塁手からの投球を待ち受ける。球を受け取ったら走者との衝突をふせぐために、ファウルラインの内側を二、三歩走り続けるが、この場合もし他の塁にも走者がいたら、投手はできるだけ早くとどまり、必要に応じて他の塁に投球する用意をせねばならない。
走者の足が遅いか、又は他の理由で投手がゆっくり一塁に間に合った時には、塁上で止まって、こちらに投球しようとしている野手の方に向き直り、一塁手のような身のこなしで、体をのばしたり、どちらかの側へ動いたりして、一塁手の代わりをつとめなければならぬ。』
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「尾張メモ」の全貌―情報は盗んで活かせ
虚像がユニフォームを着ている
広岡監督殿
巨人偵察記・巨人の実像・私が過去三十年、対巨人と戦ってきた印象からみると、最低の巨人といっても過言ではない。人気という点では昔と雲泥の差があっても、実技つまり野球のすべてに対する取組む姿勢が欠けていること。緻密性がない。個人的には優秀な人材はおりますが、チームプレー1つをとってみても投手は三本間に三塁走者を挟みながら、生かしてしまうランダンプレー等がその例。一発で刺さねばいけないプレーをウロウロして生かすということは、過去の巨人では考えられないことです。極端な表現ですが、巨人のユニフォームを着ている虚像にすぎない。−こう断言できます。
このくらいのチームが優勝することはちょっと考えられないことだが、優勝をバックアップしている審判団の判定が大きく作用していることは申すまでもありません。私自身がこの目で見ても、巨人がパ・リーグであれば、近鉄クラスの実力と見ます。それで人気だけが物凄い、まさに虚人です。・・・・・・
1983年10月15日
虚像がユニフォームを着ている
広岡監督殿
巨人偵察記・巨人の実像・私が過去三十年、対巨人と戦ってきた印象からみると、最低の巨人といっても過言ではない。人気という点では昔と雲泥の差があっても、実技つまり野球のすべてに対する取組む姿勢が欠けていること。緻密性がない。個人的には優秀な人材はおりますが、チームプレー1つをとってみても投手は三本間に三塁走者を挟みながら、生かしてしまうランダンプレー等がその例。一発で刺さねばいけないプレーをウロウロして生かすということは、過去の巨人では考えられないことです。極端な表現ですが、巨人のユニフォームを着ている虚像にすぎない。−こう断言できます。
このくらいのチームが優勝することはちょっと考えられないことだが、優勝をバックアップしている審判団の判定が大きく作用していることは申すまでもありません。私自身がこの目で見ても、巨人がパ・リーグであれば、近鉄クラスの実力と見ます。それで人気だけが物凄い、まさに虚人です。・・・・・・
1983年10月15日
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覚悟のすすめ (角川oneテーマ21 A 87)
これまでのプロ野球生活で、胸を張って自慢できることがひとつある。
それは、
「たとえお金にならないことでも、やるべきことを、全力を尽くしてやってきた」
ということだ。
2000年5月12日の第三打席を最後に、翌年9月28日の横浜戦第二打席まで、私は1002打席にわたって一度も併殺打を記録しなかった。これはあまり知られていないが日本記録である。
ただ、常に全力疾走を心掛けていなければ達成できなかった記録でもある。それを私は誇りに思う。
連続フルイニング出場にしても、「すごい」とほめられはしても、直接お金として返ってくるわけではない。
それでも私は、セーフになるチャンスがあれば、一塁に全力疾走する。果敢にボールを追うし、つねに次のベースを目指そうとする。なぜなら
「たとえお金にならないことでも、全力プレーするのがプロ」
そう思っているからである。
「いつケガをしてもいい」そういう覚悟で私は常に試合に臨んでいる。
それが、これまでの私のプロ野球生活を支えた信念であり、いまもつねに自分自身にいいきかせているモットーである。
これまでのプロ野球生活で、胸を張って自慢できることがひとつある。
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「たとえお金にならないことでも、全力プレーするのがプロ」
そう思っているからである。
「いつケガをしてもいい」そういう覚悟で私は常に試合に臨んでいる。
それが、これまでの私のプロ野球生活を支えた信念であり、いまもつねに自分自身にいいきかせているモットーである。
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