1985年日本一研究 11
2007.02.19 Monday
■1985/10/31/日本シリーズ 第5戦試合結果 甲子園球場 入場者51430人
西|011 000 000|2
神|400 020 10X|7
勝:福間1勝1敗
負:小野1敗
西:小野-石井-森-永射-渡辺-西本
神:池田-福間-中西
勝利打点 掛布1
HR:大田1号ソロ(2回池田)掛布1号3ラン(1回小野)、長崎1号2ラン(5回石井)
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”虎(^-^)/日本一に王手”
”今年最後の甲子園球場での試合なので、集まったファンに喜んでもらおう”
決戦を前に指揮官吉田監督がナインに激を飛ばした。
虎の先発は第1戦で見事な完封勝利を収めた池田投手!
対するライオンズは予想に反してプロ通算5勝の小野投手です。
タイガースは初回一死一二塁のチャンスにお待たせ四番掛布のシリーズ第一号のスリーランホームランで先制します!
その後も小野投手を攻め続けて、僅か27球でマウンドから引きずり下ろし、続く二番手石井投手に対し長崎選手を二塁において、ミッキー平田がセンター前にタイムリーヒットで4点目(^-^)/虎が初めてホームラン以外で得点をとりました!
しかし西武も粘ります。
二回に大田選手のソロで一点を返し、三回にもスティーブのタイムリーでジワジワと詰め寄ります。
この日の池田投手は初戦のような粘りがなく、四回ノーアウト一塁二塁のピンチを招き、ここで福間投手にスイッチ!
流石は陰のMVPといわれた男です!昨日9回2死2塁の場面に、西岡選手に勝ち越しの2ランホームランを打たれ、負け投手となりましたが、吉田監督はこの日も彼を起用します。石毛選手を歩かせた後の1死満塁のピンチで西岡選手をぴしゃりと遊ゴロ併殺に抑えて、西武に傾きかけていた試合の流れを完全に止めました(^-^)/
試合後吉田監督は「もう一度チャンスを与えてやりたかった」とコメントしています。失敗しても次の試合にすぐ名誉挽回のチャンスを与え選手に自信を付けさすというシーズン中にも見られた当時の吉田采配の特徴の一つが見受けられた今シリーズの勝敗の分かれ目といえる場面でした(^-^)/
西武の流れを止めたタイガースは、13年目のベテラン長崎選手のシリーズ初安打となるツーランホームランで追加点!
七回にもミスター掛布を一塁において、岡田はんのツーベースと吉竹選手の犠飛によりダメ押し(^-^)/
最後は休養十分の球道中西投手がキッチリ抑えてゲームセット(^-^)/
日本一に王手をかけました!
画像:85年戦士真弓 明信氏
撮影:アナフレ猛虎会『応援団長☆』
撮影日:07年2月8日
場所:沖縄宜野座村野球場
☆頑張れ阪神タイガース☆
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