猛虎かく勝てり243
2009.01.09 Friday
“名将の条件とは”
阪神タイガース第30代岡田 彰布監督
718試合 393勝307敗18分 勝率.561
Aクラス4回 Bクラス1回
2004年から阪神タイガースを率いた岡田彰布氏がユニフォームを脱ぎました。
強い阪神タイガースを作り上げ、本当に我等虎党に夢と希望を与えてくれました。
改めて御礼するとともに、本当にお疲れ様!これからも阪神タイガースを見守ってくだされ〜といいたいですね(^_^)
さて、不肖『頑張れ阪神タイガース☆』改めて岡田氏から学んだ監督としての采配を振り返ってみました。
一言でいえば、堅実にいって負けたら仕方がないというスタンス。
我慢強いというよりは統計に依存したかのような采配。
目先のベンチワークに頼った勝利よりも、長期的視野にたったチーム作りを重視する傾向
などなど、様々な評価がありますが、アナフレ猛虎会の皆様はいかがでございましょう(^_^)
選手のコンディションや相性で打順をいじったり、ローテーションを崩したりすることは基本的には好まず、ベンチワークの必要のないスタイルの確立されたチームこそ最強という持論があり、事実2004年に兄貴金本を四番に据えてから好不調にかかわらず4年間一度も動かしませんでした。
そして何より投手分業の革命ともいわれたJFKの確立などは、勝利の方程式を重視する思想が色濃く反映された結果だといわれています。
配置した選手が期待通りに動いた時の爆発力は凄まじく、2006年、2007年も結果的には優勝を逃したものの、ときおり見せる神がかり的な快進撃で最後まで優勝を争いました。
良くも悪くも目先の結果にとらわれない頑固なスタイルでしたが、岡田氏に対する選手の信頼は絶対でしたね。
さて、真弓新監督にエールをこめて、小生の素人の戯言をお許しください!
岡田監督采配の最大の欠点は
“選手を信頼し信用してしまった采配”
だったと思います。
一昨年の日本シリーズで思い出します。完全試合を続けていた竜の山井投手を、落合監督は当たり前のように岩瀬投手に交代して日本一になりました。
この采配は物議をかましましたが、岡田氏本人は落合采配に賛成派だったと雑誌で読んだことがあります。
しかし、小生はもし岡田氏があの立場でいたら・・・皆様はどう思いますか(^_^)
本日小生が言いたいことは、この場面でのもし岡田監督なら?ではなく、結果的に選手に好かれていた岡田采配では、ここ一番の勝負にて、勝運を逃がしてしまうのではないかということです。
巨人の李選手、竜のタイロン選手などの強打者に対して、たとえJFKを信頼しても、場面場面によっては敬遠策をとるような非情な采配!
極端なことをいえば、兄貴と新井君の4番を入れ替える采配、球児君に対して屈辱の敬遠策を命じるような・・・ファンからもやじが起きるような采配。
信頼した選手が打てなかったから・・・打たれたから・・・しょうがないでは、監督としての仕事がなくなってしまうと同時に、大一番の勝運を逃がしてしまうということを肝に命じて、真弓新監督他首脳陣に期待をしたいと思います。
ピンチに陥った投手などに対して、監督自らがマウンドに行くことが他球団ではしばしばありますが、岡田氏がマウンドに出向いたのは、2005年9月7日中日戦、2006年6月1日東北楽天ゴールデンイーグルス戦の鉄腕久保田君に対してと、2006年8月31日中日戦、2008年7月18日中日戦の火の玉球児君に対しての4度だけ。いずれの試合も結果的には勝利しましたが、マウンドで投手からボールをもぎ取るような鬼の采配も時には必要でっせ!
本日は戯言をお許しくだされ〜!
参考文献:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
画像:岡田 彰布元監督
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:08年8月24日
場所:明治神宮球場
☆頑張れ阪神タイガース☆
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