猛虎かく勝てり1215
2015.12.28 Monday
“さらば赤ひげマートン”
背番号9番 マット・マートン外野手
2015年度成績
試合140打席583打数544得点46安打150二塁打27三塁打0本塁打9塁打204打点59盗塁0盗塁刺1犠打0犠飛5四球31死球3三振77併殺打21打率.276長打率.375出塁率.316
日本プロ野球助っ人外人が数多くおりましたが、近年では稀に見る勤勉な名選手でありました。
もう縦縞姿が見られないのが残念でなりませんが、契約年数をまっとうした見事な助っ人でございます。
来シーズン他球団が獲得したら脅威になりますが・・・・
2010年から2015年まで猛虎に所属。入団1年目の2010年には、当時の日本プロ野球(NPB)シーズン最多安打記録の214安打を達成。
この安打数は、今年左打者の秋山翔吾選手がシーズン216安打を記録した後も、「NPBの右打者および外国人選手の最多安打記録」として残ります。
在籍六年間は、ウィリー・カークランド氏およびランディ・バース氏と並んで、歴代の外国人野手では最も長く、また、NPBの一軍公式戦における阪神在籍中の通算出場試合数832試合・通算安打数1020安打は、同球団の外国人選手としての単独最多記録も樹立。
この記録を抜く選手は当分現れないでしょう。
今年は珍しく春季キャンプ時から右太もも裏痛で離脱。
シーズン序盤は調子が上がりませんでしたが、6月下旬から打撃が徐々に復調。7月にはセ・リーグ歴代8位の公式戦通算780試合出場を果たすと、8月8日の対DeNA戦では日米通算400打点を記録。
9月3日の対広島戦で、NPB加盟の球団に在籍した外国人選手では史上12人目、阪神の外国人選手では初めてとなるNPB公式戦通算1,000本安打を達成。
NPB加盟球団への入団から6シーズン目での達成はNPB最短、一軍公式戦での初打席から809試合目での達成はNPB歴代5位の速さでした。
レギュラーシーズン通算では、打率.276、9本塁打という成績に終わってしまったのは、ナイーブで生真面目な性格がマイナス面で出てしまったのか・・・・もうあの日本語でのお立ち台が聞けないことも寂しい限り。
ありがとうマートン君。
まだまだメジャーで活躍を期待します。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:マット・マートン外野手
撮影:アナフレ猛虎会『うぽって☆』
撮影日:2015年03月15日
場所:横浜スタジアム