猛虎春季キャンプリポート2016
2016.01.25 Monday
“鳥谷という大きな壁”
猛虎の遊撃は2005年から11年間不動である。
球界を代表する遊撃手が君臨しているからだ。
小生は一時大和君を遊撃にして、鳥谷君三塁コンバートを提案したが、和田監督は一向に首を縦には振らなかった。
鳥谷君は現在1609試合連続出場、575試合連続フルイニング出場を続けている。打撃の安定感と土のグラウンドでも乱れない守備力で、レギュラー争いそのものが、成り立たなかった。
二塁は候補者多数だが、鳥谷君の存在が大きすぎるあまり、バックアップを含めた遊撃の選手層は極めて手薄となっている。
そこに敢えて挑戦状を叩き込んだ若虎が出たことは嬉しい。
2年連続2度目の沖縄へ。虎のショートストップに君臨する鳥谷君に、全力で挑戦する男が北条君だ!
昨季は1軍で初打席に立ち1打数無安打。だが2軍でチームトップの112試合に出場し打率・243、10本塁打、43打点と一定の数字を残し、金本新監督を迎えて行われた秋季キャンプでは、高代ヘッドコーチからMVPにも選出された。
ヤクルトの山田選手、川端選手らと愛媛・松山で自主トレを行った点も評価できる。
鳥谷君を攻守で脅かす存在が出現できないことも、猛虎の最大の課題か・・・・?
若虎の成長に期待したいですネ!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:北條 史也内野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2014年03月15日
場所:横浜スタジアム