猛虎かく勝てり1316
2016.11.03 Thursday
“変則投法を伸ばせ“
背番号50番 青柳 晃洋投手
登板13勝利4敗北5セーブ0完投0完封勝0無四球0対打者289投球回68 1/3安打41本塁打1四球40死球8三振52暴投2ボーク0失点31自責点25防御率3.29
今年の新人王は確かに高山君でしたが、投手部門の猛虎新人王こそこの青柳君でしょう。
5月に出場選手登録を果たすと、6月1日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦に先発投手として一軍公式戦にデビュー。
5回裏終了までに110球を投じて5四死球を与えたものの、1点を失っただけで一軍初登板・初先発・初勝利を達成!
また、7月には、東京ドームの対讀賣ジャイアンツ戦へ先発登板。この試合の敗戦によってチームのセ・リーグ自力優勝の可能性がいったん消滅するという状況で、プロ入り後初めて巨人戦のマウンドを託されたにもかかわず、7回を1被安打無失点に抑える好投で2勝目を挙げる快挙。
一軍公式戦全体では、13試合の登板で、4勝5敗、防御率3.29。被本塁打を1本にとどめたほか、後半戦では先発陣の一角に定着。
その一方で、被安打41とほぼ同数の四球40を出したり、セ・リーグ2位タイの8与死球を記録したりするなど制球面で課題を残しましたが、これこそ打者の厳しいコースをついたピッチングの証ではないでしょうか。だからこそ被弾が少ないのもこの男の持ち味かもしれませんね。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:青柳 晃洋投手
アナフレ猛虎会『うぽって!!☆』
撮影日:2015年05月14日
場所:上富田運動公園野球場