猛虎かく勝てり1529
2018.01.04 Thursday
“天才よさらば”
背番号0番
大和 内野手
2017年度成績
試合100打席252打数232得点25安打65二塁打6三塁打0本塁打1塁打74打点16盗塁2盗塁刺3犠打1犠飛1四球18死球0三振37併殺打5打率.280長打率.319出塁率.331
今年の最大の戦力ダウンと言われる大和君の移籍
守りの野球を掲げていた歴代85年経験監督のたてまえ采配に耐え続け、そして強力打線方針を求める金本監督のもとで、ついに離れる決意が固まったのでしょう。
昨年からスイッチヒッターへの転向を視野に、春季キャンプを二軍でスタートしました。その一方で、登録を従来の右投右打から右投両打へ変更するとともに、登録上のポジションを内野手に。オープン戦の終盤から一軍へ合流すると、3月31日には、広島との開幕戦7回裏から二塁手として出場。9回裏に迎えたレギュラーシーズン初打席では、右腕投手・薮田投手を相手に左打席での公式戦初安打を記録しました。
以降の公式戦では、例年以上に好調な打撃や前年中盤からの正遊撃手・北條君の不振などを背景に、新人で左打者の糸原君と交互におおむね遊撃のスタメンへ起用。糸原が故障で戦線を離脱した7月下旬からは、正遊撃手に定着するとともに、3割近い打率を残していました。8月16日の対広島戦で右脇腹を痛めたため、翌17日に出場選手登録を抹消されましたが、9月7日にマツダスタジアムで催された同カードからスタメンで一軍に復帰。
一軍公式戦全体では、100試合の出場で、65安打(右打席で25安打、左打席で40安打)や自己最高の打率.280(右打席で.287、左打席で.276)を記録。
オフに、この年取得した国内FA権を行使。阪神からの残留交渉の他、横浜DeNAベイスターズやオリックス・バファローズが大和の獲得を視野に交渉へ乗り出した。大和は、以上3球団と交渉した末に、DeNAへ移籍することを決意しました。
なるほど、かねてから大和君の才能に注目を集めていたのは、高田繁ゼネラルマネジャーでしたか〜さすがと言えるでしょう。
新天地での活躍を祈ります!頑張れ大和!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:大和 内野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2017年3月24日
場所:京セラドーム大阪