猛虎かく勝てり1556
2018.03.02 Friday
“キャンプ総括”
沖縄・宜野座での春季キャンプを打ち上げた金本猛虎。
指揮官は就任3年目のチームについて「一番強い」とキッパリ言い切りました。
新外国人のウィリン・ロサリオ君が4番に座る強力打線で、開幕までの1カ月間で13年ぶりのリーグ優勝へ手応えは十分のようです。
監督の一番の手応えは、ここ2年は防御率もよく、リリーフも良かったが、得点力不足と守備力がないことで勝てなかったが、そこは克服されつつあると・・・
脇を固めるのは3番・福留君、5番・糸井君。三塁には二塁に鳥谷君をコンバートしたことで、日本代表に選出されるまで成長した大山君に決定。遊撃には糸原君が順調に成長。確実に攻守にバランスの取れた布陣になります。
就任1年目に芽を出した高山君や北條君、原口君が思ったほど伸びずに「80点」。物足りなさが残ったがが、今年は主砲が決まり、糸井君も元気に完走。求めていた足のスペシャリストとして植田君やドラフト4位・島田君らもアピール。
チーム力の向上は明白で、昨季10ゲーム差をつけられた広島との戦力差は着実に縮まっている。
しかしながら、一抹の不安が先発投手陣でしょう。
開幕を任せるメッセンジャー君、秋山君、能見君以外が見えないのが不安材料。藤浪君と小野君が有力だが、当確はまだ出ていない。
ドラフト5位・谷川君も今後先発を視野に入れた調整を強いられる非常事態です。
ともあれ、大きな故障者もインフルエンザとも無縁であったキャンプは大成功と言えたでしょう。
金本猛虎3年目の戦いがいよいよ始まります!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:金本 知憲監督
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2017年03月24日
場所:京セラドーム大阪