猛虎かく勝てり1985
2020.11.13 Friday
“オーナー報告“
12日、阪神電鉄本社において矢野監督が藤原オーナーへシーズン終了を報告し、その後、揚塩球団社長とともに会見を行いました。
以下公式サイト抜粋です
シーズンが無事に終了しましたという事と、全力を尽くした結果を受け止めて、来季精一杯戦っていきますと伝えました矢野監督。
特別なシーズンの中、開幕から上手くいかず、苦しいなという思いも強か
った。しかし、選手が粘り、ベンチでも声を出し、1塁にしっかり走り、
投手は打者へ向かっていってくれたことが、結果的に2位で踏ん張れたと
いう事だと思う。もちろん課題は残っていますが、出来た部分もしっかり
あり、自分自身も苦しいからこそ学べた年だと思っている。
今季、特に成長を感じた選手を挙げれば、野手は近本、大山。近本にも2
年目のジンクスがあるのかと思う時期もあったが、盗塁王も2年続けて獲
り、走攻守全てにおいてレべルアップしてくれた。大山は、開幕から少し
出ていない時期の悔しさをバネに、ホームラン王を争うところまで成長し
た。
投手では西(勇)がフル回転でいつも西らしく野手に声かけながらしっかり
腕を振ってくれた。球児が抑えができないときにスアレスがいてくれたと
いうのがチームとしてすごく助かった。投手陣は皆が本当に頑張ってくれ
た。
今季引退・退団する選手が残してくれたものは、数字だけではなく、気持
ち・ハートもタイガースの良い伝統として残っていくと思うし、退団して
いく皆に感謝をしている。
ドラフトでは佐藤輝明選手を引き当てた。
地元の選手で、これだけスケールも大きく、タイガースファンの皆さんも
大いに期待してくださっている選手。浜風に負けないような打球を打って
もらいたいし、身体能力も高いので全てにおいてスケールの大きい選手に
なってほしい。
最後にタイガースファンに来シーズンへの抱負とメッセージ
2年続けて悔しい思いをした、その中でも改善できた部分もありますし、
失敗無くして成長はないので、失敗をどう活かすかということを選手たち
には伝えている。ここからチームがどうなっていくのかをファンの皆さん
にも楽しんでいただき、一緒に強いタイガースを作ってもらえればと思う。その力をまた来季も貸してもらえればと思います。
巨人との差は一体何なのでしょう?常に不思議な毎年の課題でございます。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:矢野 燿大監督
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2020年11月10日
場所:阪神甲子園球場