虎!5勝8敗1分
2024.04.14 Sunday
■2024/4/13 試合結果
対中日 2回戦 バンテリンドーム
神 | 2 0 0 0 0 0 0 0 0 | 2
中 | 0 0 0 0 0 4 0 1 x | 5
勝:メヒア2勝1敗0S
S:マルティネス0勝0敗5S
敗:大竹1勝2敗0S
阪神:大竹 - 岡留 - 浜地 - 漆原
中日:メヒア - 清水 - 齋藤 - マルティネス
4/14の予告先発
神:才木 浩人
中:梅津 晃大
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“流れを変えた拙攻”
苦しい時こそ、今まで通りの野球をしよう。
バンテリンドームでの対ドラゴンズ2回戦。虎の先発は前回登板で今季1
勝目を挙げた大竹君です。1回表、中野君と大山君がフルカウントから粘
りを見せてフォアボールで出塁すると佐藤輝君が右中間を破るタイムリ
ーツーベースヒットを放ち2点を先制します。6回裏、先発大竹君はフォ
アボールとヒットで無死1・3塁のピンチを招くとタイムリーヒットを浴
び1点を返され、続く打者にもヒットを許し無死満塁とピンチが広がり
ます。ここで2番手岡留君がマウンドに上がりますが、代打への押し出
しデッドボールで同点となり、タイムリーヒットで逆転を許し、代打に
は押し出しフォアボールを与えてしまいリードを2点に広げられます。
8回裏、4番手漆原君がマウンドに上がり、ヒットと送りバントで二死2
塁のピンチを招くと、タイムリーヒットでさらに1点追加され、2対5で
引き分けを挟んで痛い連敗を喫しました。
アナフレ目線
2月オープン戦★★★3月★★★★★★☆△★★☆★★☆★
リーグ戦★★☆4月★☆★☆☆★☆★★△★
前日の引き分けは猛虎に分があると思えました。一般にドローは上位に有利だが、追いついて引き分けに持ち込んだことで流れが変わると期待したが、まだまだ我慢の戦いは続きます。
この日の1回。中日先発投手から中野君、大山君が四球を選び、2死一、
二塁。ここで佐藤輝君が広いバンテリンドームの右中間を深々と破る適
時二塁打で2点先制。前日の粘りをつなげる、幸先のいいスタート。
先発大竹君も抜群の立ち上がり。緩い球も折り混ぜ、中日打線を見下ろ
す感じでスイスイと好投。5回を終えて、散発4安打の無失点もそうだ
が球数も「57」と完封、完投を期待できるペースでした。
しかし勢いの差なのか?徐々に様子が変わってきた。
まず4回追加点の欲しいところで佐藤輝君が右前打。しかしノイジー君のところで二盗を試み刺されてしまう。ノイジー君は歩いたが後続は
なかった。ここは走る場面なのか、これまでのスタイルからすれば少し不思議に思った。しかし立ち直りつつあったメヒアを揺さぶろうとしたのかもしれないし、これは仕方がない。
さらに5回、先頭の木浪君が内野安打で出塁。これを大竹が送れず、走者が入れ替わる形で1死一塁。ここで期待の近本君が一ゴロ併殺を放っ
てしまう。結局、3人で攻撃終了。昨年、好調のときならあまり見なか
った攻撃が2イニング連続で続いた。
こういう攻撃は当然試合の流れを変えてしまう。
6回、先頭打者に4球で四球を与えてから突然、崩れた大竹君のメンタルに影響。
これで14試合を終えて5勝8敗1分け。14日の中日3戦目でカードひと回りになるが、そこでの「借金」は確定。球団史上初のリーグ連覇を目指す今季、苦しいスタートとなったのは否定できない。
しかし、まだシーズンの1割が終わったばかり。状況は必ず変わるはず。指揮官の野球哲学は「苦しいときこそ、今まで通りやる」。ここは腰を据えて戦ってほしい。
2月オープン戦★★★3月★★★★★★☆△★★☆★★☆★
リーグ戦★★☆4月★☆★☆☆★☆★★△★
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:猛虎ナイン
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2024年03月15日
場所: バンテリンドーム