猛虎かく勝てり2708
2024.10.11 Friday
“CSに向けて“
今季の特徴を鑑みれば、猛虎はロースコアの接戦、DeNAは打ち合いに
持ち込みたいイメージか。リリーフ陣の層が厚い猛虎からすれば、同点
以上で終盤に入れば一気に勝利の確率を高められそう。ただ、大目標はファーストステージ突破ではなく、2年連続の日本一だ。そう考えた場合、
ファーストステージは「勢い」を手にして勝ち上がりたいところと説くのは、評論家の鳥谷氏。
レギュラーシーズン2、3位のチームは、ファーストステージを勝ち上がっても「1敗」を抱えてファイナルステージを開幕する。しかも舞台は王
者巨人の本拠地、東京ドーム。そんなビハインドをはねのけるためにも「勢い」が必要。もちろんロースコアで1、2点のリードを守り切る2勝
でも、ファーストステージを突破できれば第1関門突破には違いない。だが、欲を言えば、猛虎打線が爆発しての完勝2つが理想。
巨人投手陣は必ずファーストステージの戦いをチェックして猛虎打線の
状態を確認する。そこで「1球でも失投したら痛打される」「少しでも甘く入れば外野まで持っていかれる」と印象づけられれば、間違いなく重圧をかけられる。もし猛虎打線が広い甲子園で何発か本塁打を放って勝
ち上がれば、巨人投手陣は相当なプレッシャーを感じながら狭い東京ド
ームのマウンドに上がることになる。そんな状況を作っておけば、ファ
イナルステージを勝ち抜く確率も上がる。
接戦ではなく打ち勝つパターンを想定する視点が面白いですね。
レギュラーシーズン2、3位チームのメリットは、優勝チームより先に真
剣勝負を2、3試合戦える点にある。この間にどれだけ勢いを手にして勝
ち上がれるか。ここにキーポイントがあると考る。
自身が下克上を受けた当時の縦縞戦士だった鳥谷氏だからこその解説ですね。早く縦縞指導者として復活してほしい!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:猛虎ナイン
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2024年03月15日
場所:バンテリンドーム