猛虎かく勝てり15
2006.08.07 Monday
■敵将の理論に学ぶ
松山での広島戦は、猛虎打線が爆発の連勝。交流戦からチーム打率が低迷していたタイガースにとっては朗報です。しかし今カードはカープの投手陣に失礼かもしれませんが、いわゆる裏ローテとの対戦で、エース黒田投手やベテラン佐々岡投手との対戦ではありませんでした。
明日からの横浜と竜との6連戦は、三浦投手や門倉投手、そして近年相性の悪い中田投手、川上投手、山本昌投手又は、今季好調の佐藤充投手との対戦になること間違いありません!
そして試合がもつれればクアトロKや岡本投手、岩瀬投手の攻略が必須です!
今週のカードでいかに竜さんとのゲーム差を縮められるかが、連覇に向けての大きなヤマ場でしょう。
猛虎打線がいかにエースを打ち砕くか(`o´)目が離せない連戦です!
岡田猛虎連覇阻止に立ちはだかるオレ流落合ドラゴンズ。
決戦を前にして、敵将を知るをテーマに、落合氏の理論を学んでみました。
おそらく日本球界最強の四番打者をあげれば三本の指に入るであろう男こそ、落合博満現中日ドラゴンズ監督です。
・三冠王3回・首位打者5回・本塁打王5回・打点王5回など、打者としての栄冠を総ナメ!その他獲得タイトルをならべれば枚虚に暇がありません。
ずばり氏が唱えるバッティングの基本とは
『センター返し』です。
つまりボールを打つ時は打者の両肩を結ぶ線と平行に打ち返すことが最も自然で理にかなった打ち方なのだと。
氏は著書の冒頭から断言します。
「常にセンター返しを頭において打席に立てば打率3割3分、40本塁打、120打点はすぐにでも達成できる」と。
その裏付けとして氏の興味深い観点に猛虎打線復調のヒントを見い出した!
一般的な野球場は本塁からの距離がレフトとライトが90〜100メートル位に対して、センターはほぼ120メートルある。いつから野球場がこういう形になったのかは知らないが、きっとセンターへの打球が最もよく飛んだからではないかと氏は考える。すなわち、センターへ飛ぶ打球が最もよく伸びることを示している。
氏は現役時代たとえ結果が3打数無安打でも、打球がセンター中心に飛んでいる時などは「ヒットにならなかったが、自分の状態は決して悪くない」と考えたと。
素人の戯言でありますが、小生の昨今の記憶をたどり、猛虎打線にあてがってみました!
キャプテン赤星:執拗な迄の外角攻めに対して左方向を狙い、内野安打を意識しすぎてないか?もっと踏みこんだ右中間への強いライナーを見てみたい!
関本健様:今季のサヨナラ本塁打はセンターへの伸びに伸びた大飛球!君の持ち味であるセンターからライト方向への打球を忘れかけていないか
濱ちゃん:強引にレフト方向に引っ張りすぎのため、ひっかけた内野ゴロが多かないか!先日のドームバックスクリーン弾を忘るるな!
金本様:忘れもしないぜ度肝を抜いたサヨナラ本塁打は、昨年日ハム戦のバックスクリーンサヨナラ直撃弾!
シーツ様:外角の変化球に対して三振が減ったのはセンター返しが増えたからではないか!
鳥谷君:貴殿プロ入り最高のバッティングは、昨年の10月5日の最終戦に放ったバックスクリーン左横に飛込むサヨナラホームラン!
矢野様:甲子園の深い右中間は貴殿のためにあるようなもの!深深と抜けていく二塁打を忘れちゃいないか!
モンキー藤本:エースキラーのダークホース!ホームランを狙わずセンター返しに徹すれば、3割間違い無し
岡田はん:思い出せ!プロ野球界で虎だけが永遠に語りつがれる伝説こそ、貴殿が放ったバックスクリーン3連発だったではないか(^o^)/
アナフレ猛虎会の皆様!猛虎打線の爆発を信じて、今週も勝利の六甲颪を斉唱しようではありませんか(^o^)/
参考文献:『落合博満の超野球学1』ベースボールマガジン社
画像:レフトスタンド「勝ちたいんじゃ!!」
撮影:アナフレ猛虎会『広報部長☆』
撮影日:06年5月24日
場所:千葉マリンスタジアム
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