猛虎かく勝てり85
2007.06.21 Thursday
”審判をも味方にするのも勝者の心得”
今シーズン既に猛虎は主審の判定で2度抗議をし一つは記憶に新しい岡田はんの退場劇!もう一つは矢野はんのバント処理の際の判定である。
今夜は野球規則を学んでみたい。
捕手に対する妨害は野球規則(6.06c)は、次のように定めている。「打者がバッターボックスの外に出るか、あるいはなんらかの動作によって、本塁での捕手のプレイ及び捕手の守備または送球を妨害した場合。しかし例外として、進塁しようとしていた走者がアウトになった場合、及び得点しようとした走者が打者の妨害によってアウトの宣告を受けた場合は、打者はアウトにはならない。」後段の但し書きは、守備妨害を含む一連のプレーで重複してアウトがとられることを防ぐためである。
この定義に関する具体例としては、次のような場合が考えられる。
バッターボックスの外に出るなどの何らかの動作で、捕手の送球や本塁でのプレイを妨害した場合。(中略)
ただし、次のように、守備妨害とならない場合もある。
空振りしたバットが、振った勢いや自然な動作で振り戻したときに捕手に当たって守備の妨げになった場合は、打者の守備妨害とはしないが、直ちにボールデッドになり、盗塁しようとしていた走者は投球時に占有していた塁に戻る。打者にはストライクが宣告され、これが第3ストライクに当たるときは、打者を三振でアウトにする。スクイズプレイのときなどで、走者が得点しようとしているときに打者が反則打球をした場合、日本では2005年までは守備妨害を適用して無死または一死の場合は三塁走者をアウトにしていたが、2006年にこの規則が改正され、反則打球の規則を適用して打者をアウトにし、走者は投球当時に占有していた塁に戻すこととされた。
いずれも判定は鳥谷君は守備妨害となり、矢野はんは守備妨害を認められず、岡田はんの抗議は実りませんでした。
審判の4人制から6人制への変更提案は毎回物議を交わします。しかし今夜小生が指摘するのは、主審の権限の強さと判定の難しさです。塁審に比べて明らかに難易度と負担のかかる主審は、ピンチの場面で交代する救援投手以上に精神的にもタフでなければつとまらないのは一目瞭然です。
だからこそ言葉が不適切かもしれませんが、審判こそ”煽てろ”と言いたい。
楽天野村監督の名言を思い出しました。”アンパイヤはピッチャーの女房役のキャチャーにとって、いってみれば夫の上司みたいなものだ。その人に「あそこの奥さんは感じがいい」と思わせるのは、女房たるものの、当然のつとめではないか。”
なるほど〜と考えさせられる名言ですね!捕手はいろんな意味で監督の分身であり、まさにチームの要ですね(^O^)/
画像:矢野 輝弘捕手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:07年3月22日
場所:横浜スタジアム
☆頑張れ阪神タイガース☆
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