猛虎かく勝てり161
2008.04.29 Tuesday
”とっさの判断と采配の判断の明暗”
先日の伝統の一戦甲子園決戦では、思わぬ結末で猛虎が巨人に勝ち越しました。
25日の試合投稿のサブタイトルは、”接戦は僅かな判断ミスが命とりになる”としましたが、目標字数枠を超えてしまったので今夜補足させていただきます。
この巨人とのカードは、判断ミスが勝負の分かれ目となることを学んだ決戦でした。
それは6回の巨人の攻撃!ワンアウト二、三塁で好投の木佐貫投手に代打谷選手の場面!三塁線の打球を坂君がファインプレーをするも、本塁送球はセーフ!いわゆるフィルダースチョイスとなり、セカンドランナーを三塁に進めてワンアウト一、三塁としてしまい、ワンヒットでダメ押しの2点目を献上となりました。
しかしこれは選手が本能でとっさに反応した結果の判断ミスです。
一点でもあげたくないという坂君のとっさのプレーですね。
話は前後しますが、カード連続勝ち越しを逃した24日の竜戦では、見事な竜ベンチの判断がありました。二死三塁でバッターキャプテン赤星君の場面!竜バッテリーはキャプテンの俊足を警戒して敬遠策をとり、結果エース川上は賢太郎と全力勝負で三振を奪い、逃げきりました。
昨日のサヨナラゲームは、ツーアウト一三塁の場面でバッターは同じくキャプテン赤星君ですが、巨人ベンチは動きませんでした。
誰も窮地に追い込まれたクルーン投手のマウンドに行きません。バットに当てられれば内野安打で同点にされてしまうことを予測できなかった巨人ベンチ!
いや、又は防御率0.00と完璧なクローザーのクルーン投手の能力を過信したのか?素人が見てもこの日のクルーン投手は不安定な投球でしたね。
予測できた采配の判断ミスと、とっさの判断で生じるフィルダースチョイス。
何れも接戦になればなるほど勝負の明暗を分ける大切な場面に限ってこういうケースが発生します。
野球は生き物です。このような場面での判断ミスを防ぐものは、経験と実績に基づいたこれぞプロという選択肢を魅せてくれるプレーですなo(^-^)o
坂君ナイスキャッチもいい経験やな〜ドンマイ
画像:赤星 憲広外野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:08年4月6日
場所:東京ドーム
☆頑張れ阪神タイガース☆
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