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2013.09.17 Tuesday
“本塁打新記録に思う”
不肖『頑張れ阪神タイガース』シーズン最多本塁打記録更新の瞬間を
敵地神宮球場にて生観戦してまいりました。
49年ぶりにシーズン最多本塁打の記録が塗り替えられました。
今まで「聖域」とまで表現された記録が破られた瞬間です。前記録保持者は
誰もが知っています。
ソフトバンクの王貞治球団会長が現役時代に残してきた大記録です。
巨人ファンとか阪神ファンとかではなく、ベースボール界が生んだ世界の
大打者の記録はまったく色あせていません。
昭和30年代後半から約20年にわたって、当時のファンの目には
「一本足打法」が焼き付いています。小生がもしこの時代に戻れたら、
通算868本塁打、15度の本塁打王、プロ4年目から引退する55年まで
19年連続で30本塁打以上とホームランにまつわる記録には事欠かなかった
王氏の打席を夢中になってカメラを向けていたに違いありません!
長嶋氏ともども、本当にこの時代のカメラマンは幸せだったのではないでしょうか(#^.^#)
さて話題を記録に戻します。この55本という記録はかつて3人が達成していました。
・王貞治氏 1964年
・T.ローズ氏 2001年
・A.カブレラ氏 2002年
そして次の54本こそ我らがR.バース氏の1985年の記録です。
以下
52本は野村克也氏1963年、落合博満氏1985年
51本は小鶴誠氏1950年、王貞治氏1973年、T.ローズ氏2003年
50本は王貞治氏 1977年、落合博満氏1986年、松井秀喜氏2002年、A.カブレラ氏
2003年となります。
今まで日本球界でこの50本という本塁打数に手が届いたのは今年のバレンティン選手で
8人目。
プロ野球が始まって以来シーズン50本を超える本塁打を打った選手は7人しか居なかった
ということですね。それを考えると、物凄い記録だとつくづく感じてしまいます。
そして寂しいかな、日本人として引退したばかりの松井氏以来、これだけ飛ぶボールが
騒がれている昨今に誰も出現していないことです。
特に猛虎にとっては、この大記録を1985年のバース氏が巨人の投手の江川氏以外
敬遠されて達成できなかったという伝説も忘れられてしまうくらい昔の話となりました。
このバレンティン選手の記録を破る選手こそ、将来の縦縞戦士から出現して欲しいと
願う小生です。もちろん和製縦縞選手からですね(#^.^#)
画像はその大記録が生まれた瞬間です!
小生のカメラでしっかりとらえてしまいましたのでしかとご覧あれ(#^.^#)
画像:ウラディミール・バレンティン外野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース』
撮影日:2013年09月15日
場所:明治神宮球場