猛虎かく勝てり848
2013.10.17 Thursday
“オーナー報告に思う”
16(水)、阪神電鉄本社において、和田豊監督が坂井信也オーナーへシーズン終了を報告し、
その後、南信男球団社長とともに会見を行いました。
毎年恒例ですが、和田監督と南球団社長の報告内容を虎党の立場として総括したいと思います。
以下公式サイトの原文に、項目毎にアナフレ総括を入れました。
南信男球団社長、和田監督コメント(会見より)
―オーナーにはどのような報告をされましたか?
南社長:9月以降、また、クライマックスシリーズも非常に戦いぶりが不甲斐なく、
終わってみると2位というよりもBクラスに終わったような気持ちであり、オーナーからも
同じようなお話しがありました。今年だけではなく、ここ数年、勝負どころで失速を
してしまうという傾向があるので、抜本的な改革を考えていかないとだめだなという
話もございました。来年に向けて課題があぶり出されたので、これから意見を
戦わせながらチームの立て直しをやっていこうということで終わっております。
和田監督:とにかく9月以降に失速した要因、またこれからの課題、そういったことに
関しての話がほとんどでした。私からは、まずは終盤失速したことに対しての謝罪と
いうか、申し訳ありませんでしたと言いました。
★アナフレ総括★
9月以降失速をしたのは何が原因かがまったくわかりません。
―課題があぶり出されたとのことですが、どの辺りが課題ですか?
南社長:今年だけではなく、数年続いている攻撃面、得点不足がなかなか解消されない
というところですね。
和田監督:やはり8月下旬の東京ドームでのジャイアンツとの3連戦で3タテをされて
以降の戦い方として、まずスタミナ不足。これは体力だけではなく精神面を含めての
スタミナですが、8月以前とそれ以降で全く別のようなチームにしてしまって、またその
あたりを止められなかったことが反省点であり課題です。
★★アナフレ総括★★
スタミナ不足?最後まで投手陣は投げ抜いていたと思うが・・・・年間を通じて得点力は
上がらなかった攻撃面の弱さはスタミナ不足?では走り込んで体力を付ければ得点力は
上がるのか?意味がよくわからない。
―今シーズンの打線について
和田監督:春季キャンプから、西岡、福留が加入し、チームの雰囲気がガラっと変わって
いいスタートを切れましたが、ポイントとなるところで、自分の描いていたベストメンバーの
コンディションによりうまく組めなかったというところもありました。
ただ、それはどの球団にも言えることですし、また何人か抜けた時に控え選手がかなり
カバーをしてくれて、何とか8月下旬頃まではいい戦い、思い描いていた戦いが出来ま
したが、故障者に関しても抜ける期間が長かったので、控え選手もよく頑張ってくれて
はいましたが、失速というか、最後まで8月以前の戦いを続けることができなかったという
思いがあります。
★★★アナフレ総括★★★
長期離脱は福留君と大和君のみ
八月は長期ロードも勝ち越した。猛虎ナインはドーム球場中心でどのチームよりも快適な
試合を続けたはず。9月に入って甲子園に戻り、残暑でばてたことが理由なのか?
―若手に対する評価は?
和田監督:大和が今年初めて規定打席にも立ちましたし、中盤骨折して離脱しましたが、
それまでは昨年よりもワンランク、ツーランクレベルを上げて完全にレギュラーを獲るという
ところまで来たと思います。また、レギュラー陣が故障した時に何人かの若手を使いながら
という時期があったのですが、レギュラー陣が戻ってきた際に、坂、今成、柴田あたりは
どちらを使おうかなと迷うぐらいカバーをしてくれました。
ただその下の世代については、勝負どころでまだ思うような結果が出せず、もう一度
勝負させようかなというレベルまでは来ておらず、底上げという点ではそういったところも
課題になってくると思います。
★★★★アナフレ総括★★★★
一番、二番、七番、八番打者の控え選手は育成できる。
後半鳥谷君を4番にして使い続けたが最後はマートン君を4番に戻した。
つまりクリーンナップが最後まである一線を越える成績を残せなかったことが要因。
本日の総括はこれまで!(^^)!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:和田 豊監督
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース』
撮影日:2013年03月30日
場所:明治神宮球場