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2014.01.13 Monday
“グラティ継続決定”
昨年の猛虎の名物シーンとなったホームランパフォーマンス。
これが決まるまで経緯があり、また外部からの雑音があったようでございます。
このオフシーズンになって明るみとなり、ナインのモチベーションを下げたのは、
他ならぬ拝啓掛布様だそうじゃないですか。
★グラティとは
gratitude(感謝の意)の造語。ポーズ誕生のきっかけは昨年2月の宜野座
キャンプで加入して間もない西岡君が、選手会長の関本君にあいさつするたびに
親指、人さし指、中指を立てたしぐさで返されました。それをチームメートが
面白がってまねたことで浸透。シーズン前に2人で話し合い、本塁打後の
パフォーマンスに決まりました。
シーズン中は我等虎党の楽しみとなり、沸かせてくれる名物シーンと
なりましたが、それに横槍をいれたのが、他ならぬ最もコメントをする資格の
ない人物だからあきれます。
事の発端は昨年8月のMBSテレビの情報番組にて、当時野球評論家だった
掛布DCが決めポーズについて「プライドをかけて戦っている相手に対して
尊敬の念が感じられない」と嫌悪感を示したこと。
8月の失速の原因になりかねないナインのモチベーションの低下になりかね
ないじゃないですか〜掛布様
異論を唱えていた掛布DCが、スタッフ入りすることで選手サイドは困惑。
関本君とともに発案者のひとりである西岡君は「反対されている方が
コーチになるわけだし」と一度白紙に戻していたそうな。
しかし球団営業サイドは「Gratiii」に対するファン人気も高いことなどから
継続を支持していましたが、今季の継続の結論は先送りとなっていました。
そして球団は条件付きで容認。
「大量リードやビハインドのときなどは控える方がいいかもしれない」と
球団首脳が明かしました。
まさかのお蔵入りという道はなくなり、球団がリーダーシップを発揮する形で
「Gratiii」論争の決着を迎えました。
グラティ経過
★2013年2月 沖縄・宜野座キャンプで西岡君と関本君があいさつとして始める
★昨年開幕前 チームとして本塁打後のパフォーマンスにすることを決定。
決めポーズとして話題に
★8月4日 MBSテレビ系の情報番組に、掛布氏が出演。「ダメとは言わないが、
やる場面を考えてほしい。相手を挑発する行為。米国だったら報復されますよ。
OBとして考えていただきたい」と苦言を呈した
★8月26日 逆風の中、西岡君と関本君が会見し、決めポーズを「グラティ」と命名したと発表
★8月30日 球団が、グラティTシャツとバスタオルを販売開始。大好評で完売続出
★11月26日 コンベンションに出席した西岡君が、グラティに反対している掛布氏が
スタッフ入りしたことに「反対されている方がコーチになるわけですし。
和を乱してまでやろう、とは思わないです」とトーンダウン
★12月3日 契約更改を終えた関本君はグラティについて「(継続するか)決まったら
報告します」と明言を避ける。
★12月29日 球団幹部が営業的なメリットも大きいため、掛布DCを説得することが明らかに
あえて小生この検討結果に対して球団側に拍手をしたいですね。
少々嫌なことを申し上げますが、拝啓掛布様!あなたはそのような事をおっしゃる資格は
ないと思っています。
現役時代には猛虎のみならずプロ野球界に汚点を残した不始末。
それでも球団に残れた温情にも関わらず、故久万オーナーに対して生前時に土下座して
詫びすら入れられなかった男が、逝去後にのこのこと敷居を跨いで縦縞ユニフォームに
袖を通すことに嫌悪を感じている小生でございますから。
85年の功労者の時代はもう終わったと思ってくださいな。
ともあれ、球団オーナーや社長様にお願いしたいことは、選手ではなく中村GMや掛布様
の厳しき監視でございます。
画像:グラティ
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース』
撮影日:2013年08月15日
場所:京セラドーム大阪