猛虎かく勝てり949
2014.05.16 Friday
“若虎をリードする男”
プロ9年目、1172打席目で初めて本塁打を打った男が今猛虎の一番打者として若虎を牽引しています。
今夜のかく勝てりは、和田チルドレンとは言いませんが大和君です。
3月30日の巨人戦。東京ドームでまさかの“事故”が起こりました。
先輩として慕う西岡君と福留君が打球を追って激突した。それを最も近くで目撃したのが中堅大和君でした。
心配そうに倒れたままの両者から離れられなかった大和君は試合後、その足で都内の病院へ駆けつけたそうです。
今年1月、西岡君に誘われて合同自主トレを行い、彼の技術はもちろん、1つのプレーで、1つの言葉で流れを
ガラッと変えてしまう西岡君のメンタルをつかみ取った大和君!
9年前、176センチ、62キロのきゃしゃな体で入団してきた時には、あ〜こりゃ〜プロ野球選手としては
通用しないな〜と誰しもが感じたのではないでしょうか・・・・
しかしその青年は今、猛虎に欠かせないレギュラーとなり、若虎達を牽引するような模範プレーを続けています。
ちなみに猛虎では過去赤星氏が05年6月12日の日本ハム戦で本塁打を放って以降、09年限りで引退するまで
連続2528打席本塁打なしのプロ野球記録を樹立。
また和田監督も90年10月3日ヤクルト戦から94年5月25日巨人戦まで1929打席無本塁打を続けました。なお和田監督は99年5月19日、この米子での広島戦で本塁打を記録しているそうです。赤星氏のセンターを
守り、そして和田監督のセカンドを守る大和君の活躍に期待しませう!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:大和外野手(右)
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース』
撮影日:2014年03月15日
場所:横浜スタジアム