猛虎かく勝てり960
2014.06.24 Tuesday
“4日間で立て直す”
いつも和田監督には辛口コメントをたくさん投稿させていただいています。
もしご本人が読めば素人の戯言と笑われることでしょう。
しかしいつも猛虎贔屓のマスコミですら、さすがに今回の交流戦結果においては厳しいバッシングをしています。
小生のようなズブの素人の戯言ではなく、プロの目線からの辛口ですので説得力も違いますね。
失意の3連敗で交流戦は9勝15敗。過去10年で最低勝率(・375)を刻んだ敗軍の将にマスコミも冷たく当たりました。
楽天戦では、制球力に欠いた先発美馬投手を打ち崩せず、頼みのエース能見君が四回5失点で降板。打線もゴメス君の適時打で3試合連続の完封負けを逃れるのがやっと。
この4日間でしっかりと立て直す・・・・文字通りゼロからのスタート。集中力を持って新鮮な気持ちでやっていく・・・・
27日から再開するリーグ戦に向けて、意気込みを示した指揮官に対し、負けた時、指揮官はいつも「気持ち」を強調する。例えば「気持ちを切り替えて」…。そして今回は「新たな気持ちで」。そこに具体的な策がないのが悲しいと痛烈に批判を受けておりました・・・・・
選手を叱らない。それがポリシーなら、それでいい。敗戦後の監督会見をナインは直接、見聞きすることはない。文字か、伝え聞きで、言葉を間接的に知る。そういう意味では、悔しさや歯がゆさといった感情がコメントから全く伝わってこないのが何より寂しいとも・・・・
気持ちを切り替えるだけで勝てるのか。案の定、白星を積み上げるどころか、終わってみれば、首位を目前にし、最大で「9」あった貯金を使い果たしました。その間、巨人はいつの間にか首位に立ち、交流戦で2年ぶりの優勝。9連敗した赤ヘルさんはその後、怒濤の5連勝。巨人とは今季最大の5・5差で、4位の竜さんとは1差。
「この4日間で立て直す」短い会見で2度もこのフレーズを用いた和田監督に、虎党のストレスはもう沸点を遙かに超えているとたたかれました。
こんな窮地こそ、指揮官の奥底にある執念を見せて先導してほしいものです!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:和田 豊監督
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース』
撮影日:2014年03月29日
場所:東京ドーム