猛虎かく勝てり1101
2015.03.31 Tuesday
“若虎は勝利できたか”
開幕三連勝という最高のスタートを切った和田猛虎!
そしてなんと35年ぶりの開幕3連敗を食らった谷繁竜。
一見両チームの明暗を分けた試合結果となりましたが、小生の目線は違いました。
それは、若虎は若竜に勝てたか・・・・という視点です
2試合連続のサヨナラのあとは大逆転負けの谷繁竜。しかしスタメン抜てきの亀沢内野手がプロ初出場でいきなり4安打、代打福田内野手がチーム1号2ランと、猛虎を上回るチーム安打数15を放ち、最後まで食らいついたことです。
そしてこの開幕戦でお立ち台に上がった選手は実績十分の全てベテラン縦縞でした。
初日がサヨナラ安打のマートン君!そして二日目はサヨナラ死球の関本様!三日目はメジャー経験者の福留君です。
若虎の藤浪君は初回から不安定な立ち上がり。石崎君は緊張のマウンド!代走の俊介君や田上君の活躍の陰も薄く、逆に竜さんの亀沢選手は昨年までソフトバンクの育成選手だったにもかかわらず「2番二塁」でプロ初出場。いきなり左前打を放ち、3得点の足場を築きます。その後も振ればヒット。デビュー戦で4安打に好守も見せ、ベテラン荒木選手のレギュラーを奪わんばかりの大活躍。
若竜の活躍はこれだけではありません。初回の走塁で森野選手の代わりに入った高橋選手は2安打2四死球と全打席で出塁。
極めつきは福田選手。オープン戦で4本塁打、13打点の長距離砲は、七回に代打で左翼越え3ラン。森野選手が重症欠場となった今、レギュラーが確実となりました。
第3戦の後半、谷繁監督自らマスクをかぶって猛虎野手陣を簡単に三者凡退に仕留めたシーンが印象的でしたが、今回連続開幕マスクの記録を譲ってまで被らせた若竜松井捕手の不甲斐ない結果に対する叱咤激励だったことでしょう。
谷繁監督は若竜の育成への必死さが伝わってきました。
若虎は若竜に勝てたのか・・・・?
今回の開幕戦で若竜に勝ったのは、ほかならぬ梅野君だけだったのかもしれません。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:梅野 隆太郎捕手
撮影:アナフレ猛虎会『うぽって☆』
撮影日:2015年03月15日
場所:横浜スタジアム