猛虎かく勝てり1355
2016.12.14 Wednesday
”あえて悩まされた男“
背番号1番 鳥谷 敬内野手
2016年度成績
試合143打席533打数449得点49安打106二塁打16三塁打1本塁打7塁打145打点36盗塁13盗塁刺3犠打1犠飛6四球75死球2三振80併殺打12打率.236長打率.323出塁率.344
はっきり申し上げると、今年の猛虎の4位という成績は、この男の責任でしょう!
金本超変革元年は、鳥谷君のための言葉であった!
金本監督による構想の下で、「6番・遊撃手」として公式戦をスタート。
4月24日の対広島戦で、NPB一軍公式戦600試合連続フルイニング出場を達成。
しかし前半戦では、プロ入り後自己ワーストの28打席連続無安打に陥ったり、4番と9番以外の全打順でスタメン出場を経験したりするなど総じて不振。4年振りにオールスターゲームへの出場を逃した。
結局、シーズンの通算打率は、プロ入り後最低の.236にとどまり、本塁打数(7本)や盗塁数(13)は例年とほぼ同じ水準だったものの、通算打点は36で、入団1年目に次ぐ少なさに終わる。
さらに、7月24日の対広島戦では、2011年10月24日の同カード以来5シーズン振りにスタメンを外れて、一軍公式戦への連続フルイニング出場は667試合で途切れた。
自身の連続フルイニング出場ストップを機に、北條君が遊撃手として頭角を現したことから、9月3日の対横浜戦では「6番・三塁手」としてスタメンに起用され、この試合を境に鳥谷君を三塁手、北條君を遊撃手としてスタメンで起用するパターンが定着となった。
なぜ鳥谷君は今年スランプに陥ったのか?
小生の勝手ながらの意見を述べたい。今年一番言いたかった感想です。
あえて鳥谷を悩ませて変革のメスを入れた人が他ならぬ金本監督だったと思うからです。
鳥谷君は練習の虫!そして実績も積んで名実ともに球界を代表するプロ野球選手となったが、このままのキャリアで終わってしまうことを恐れた金本監督の愛情としか思えないのですね〜
むしろこの鳥谷君を悩ませたことが金本猛虎の最高の収穫だったような気もしてしまう小生でございます。
勝手なことを申し上げましたが、小生メルマガご購読者の皆様の中にも共感いただけるのではないかと自信を持って投稿させていただきます。
頑張れ鳥谷!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:鳥谷 敬内野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2016年04月30日
場所:阪神甲子園球場