猛虎かく勝てり1472
2017.11.05 Sunday
“大ブレークした男”
背番号64番
桑原 謙太朗投手
登板67勝利4敗北2セーブ0ホールド39HP43完投0完封勝0無四球0勝率.666対打者261投球回65 2/3安打52本塁打2四球10死球3三振63暴投2ボーク0失点11自責点11防御率1.51
この男がいなければ、猛虎の優勝争いはおろか、Aクラス入りも成し得なかったと思いますね〜これは小生だけではなく虎党さま全員の意見ではと。
思えば桑原君が猛虎に来たのは2014年の白仁田君とのトレードだったのですね〜
そして2015年には、プロ入り後初めて、公式戦を一軍でスタートするも、シーズンを通じて勝敗は付かず、防御率は8.53にとどまります。
そして2016年には、ウエスタン・リーグ公式戦29試合の登板で、1勝3敗2セーブ、防御率2.42をマーク。しかし、プロ入り後初めて、一軍公式戦への登板機会はなし。
通常であれば戦力外通告もあり得る状況でしたが
2017年には、オープン戦8試合の救援登板で防御率1.17という好成績を残したことから、自身2年振りの開幕一軍入りを果たすと、4月5日の対東京ヤクルトスワローズ戦では、オリックス時代の古巣であった京セラドームで、阪神での一軍公式戦初勝利。
桑原君にとっては、2球団前の横浜に在籍していた2010年4月4日に同じヤクルト戦で記録して以来、7年(2558日)振りの勝利隣、ここから破竹の勢いの大ブレークが始まります。
4月中旬以降は、クローザーのドリス君につなぐセットアッパーとして、マテオ君と共に「勝利の方程式」を担います。
また、4月5日の対ヤクルト戦から5月21日の同カード(神宮)までは16登板試合連続、5月27日の対DeNA戦から7月18日の対広島戦までは(セ・パ交流戦での10試合を含む)19登板試合連続で無失点を記録。レギュラーシーズン全体でも、一軍公式戦でチームトップの67試合へ登板したにもかかわらず、防御率を1.51にとどめた。また、オール救援で4勝2敗39ホールドを記録。63試合の救援登板で7勝36ホールドを挙げたマテオ君と共に、ホールドポイントがセントラル・リーグ最多の43に達した結果、リーグ最優秀中継ぎ投手のタイトルをマテオ君と分け合いました。
さらに、チームのレギュラーシーズン2位で迎えた古巣の後継球団・横浜DeNAベイスターズとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでも、第1戦の8回表と第2戦の7回表に登板。ポストシーズンでの自身初登板でもあった第1戦では、2点リードの局面で同点のピンチを招きながらも、好救援でチームの先勝に貢献。
大雨の中で同点の局面からの登板を強いられた第2戦では、6失点と7被安打を喫した末に、敗戦投手になったという悔しさばかりが残る最終戦でしたが、今年の猛虎MVPは桑原君で文句なしでございます。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:桑原 謙太朗投手
アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2017年03月24日
場所:京セラドーム大阪