猛虎かく勝てり1835
2019.12.23 Monday
“未来のキャプテン候補”
背番号0番
木浪 聖也内野手
2019年度成績
試合113打席390打数363得点32安打95二塁打18三塁打2本塁打4塁打129打点32盗塁2盗塁刺0犠打6犠飛0四球18死球3三振77併殺打8打率.262長打率.355出塁率.302
この男が前述の鳥谷君の後継者となり得るかによって、猛虎の未来が見えてきそうですね〜
新人では近本君、齋藤君とともに沖縄県宜野座村での一軍春季キャンプに参加。北條君、鳥谷君らと正遊撃手を争う中で、キャンプ期間中の実戦全試合で安打を記録すると、オープン戦では12球団最多の22安打を放ってオープン戦新人最多安打記録を更新するなど存在感を示し、オープン戦終了時点で矢野監督が開幕戦でのスタメン起用を明言するまでに至りました。実際に、開幕戦となった3月29日の対東京ヤクルトスワローズ戦で「1番・遊撃手」として近本君とともに開幕スタメン出場を果たしましたが、いち早くプロの洗礼を浴びます。無安打に終わる試合が続きスタメン落ちも経験。4月12日の対中日ドラゴンズ戦で代打出場し、初打席から実に18打席目で初安打を記録。同じく代打出場した同19日の対読売ジャイアンツ戦では、菅野投手から3点本塁打を放ちプロ初本塁打を記録したのは記憶に新しいですね。この本塁打が転機になったような気がします。その後再び出場機会を増やし6月下旬には7試合連続安打も記録も、夏場に入り徐々に攻守ともに精彩を欠くようになったことに加え、チームの得点力不足を打開する狙いから7月7日に球団が内外野を守れるスイッチヒッターのソラーテ君を獲得したことなどもあり、7月26日にはソラーテ君などと入れ替わる形でプロ入り後初めて出場選手登録を抹消されます。8月8日に再昇格し同16日にスタメン復帰すると、8月の月間打率が.431を記録するなど好調だったことから4月以来の1番打者に抜擢され、8月18日の対巨人戦から9月5日の対横浜DeNAベイスターズ戦までの13試合連続で安打を記録し、シーズン序盤に近本君が記録していた球団新人記録に並びました。
来季は遊撃手として全試合出場し、糸原君らとセンターラインを固めてくれればチーム失策が減るでしょう。まずは守備で成長してほしい。バッティングセンスは申し分なさそうな木浪君の2年目の活躍を期待します。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:木浪 聖也内野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2019年4月14日
場所:阪神甲子園球場