猛虎かく勝てり1841
2019.12.29 Sunday
“まずは厄払いを“
度重なる故障でわずか8試合登板、2勝4敗、防御率4・02に終わった男がいます。
まずは厄払いを!岩貞君でした。
選手にとって、シーズンを完走するというのは並大抵のことではないこ
とを、改めて感じさせられた1年。2016−18年の3シーズンは先発ロ
ーテーションを守り、大きな故障などで離脱したことがなかった左腕だが
、今季は度重なるけがや体調不良に見舞われ、投げられない期間が続きました。
開幕2戦目の3月30日のヤクルト戦で勝利。幸先のよいスタートを切
るも、思わぬ形で離脱を強いられます。5月上旬にインフルエンザを発症し、登録抹消。回復後、同21日に2軍の練習試合で復帰したが、今度は29日のウエスタン・リーグでの登板を前に背中の痛みに襲われます。
登板回避して病院へ。大事には至らず鳴尾浜でリハビリを続けたが、その後、右脇腹を肉離れしていることが発覚。
リハビリ中は、せきやくしゃみをしただけでひどい痛みが体に走る。
この経験が調整法を見直すきっかけになったようです。
地道なリハビリを続けて、2軍での登板を経て9月1日の巨人戦(甲子園)で復帰登板。6回無失点で約4カ月ぶりの白星をつかみました。わずか2勝と、悔しさにあふれた1年。来季は必ず先発ローテを守って勝ち星をたくさんあげてくれるに違いありません。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:岩貞 祐太投手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2019年03月16日
場所:阪神甲子園球場