猛虎かく勝てり1851
2020.01.10 Friday
”一皮も二皮も剥けて欲しい男“
昨年の5月29日、伝統の一戦は4−4のまま、延長12回裏。1死満塁で
代打に指名されると、3球目を右翼に運んだそのよくとんだ打球が、とんでもない幕切れを招く。
プロ野球17人目、猛虎では4人目の「代打満塁サヨナラ本塁打」を放った男がいました。
一皮も二皮も剥けてもらいたい高山君ですね!
かつてミスタータイガース藤村富美男氏はさらに「逆転」を加えました。「代打・逆転・満塁・サヨナラ本塁打」。56年6月24日の広島戦。0−1
の9回裏2死満塁で左翼へ本塁打。藤村氏は当時監督兼任。三塁コーチス
ボックスから打席に入り、「代打ワシ」と告げた伝説のシーンでしょう。そしてそれが自身最後の本塁打となる通算224本目という記録付きだから驚きです。
監督が自ら代打となり逆転満塁本塁打を打つという離れ業こそスーパースターたる所以ですね。
高山君は昨年の5本を加えて、通算20本塁打。藤村氏の十分の一にも届かない数ですが、虎党が望むことは、神宮のスターに終わらず、もっとも
っと甲子園を酔わせてくれるスパースターに生まれ変わって欲しいことです!素質は十分なはずですから、和製大砲4番打者に化けてもおかしくないですよね〜
画像:高山 俊外野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2019年09月16日
場所:東京ドーム