猛虎かく勝てり1999
2020.11.27 Friday
“未来の大器“
背番号66番
小川 一平投手
2020年度成績
登板21勝利0敗北0セーブ0ホールド0HP0完投0完封勝0無四球0
勝率.000対打者101投球回21被安打28被本塁打1与四球13与死球0
奪三振18暴投5ボーク0失点15自責点11防御率4.71
2020年には、二軍の春季キャンプを経て、オープン戦の後半から一軍に
合流。合流後は対外試合に登板していませんが、5月31日の紅白戦でス
トレートが自己最速の152km/hを記録したことから、一軍のセットアッ
パー候補として一躍注目されます。その後の練習試合で他球団を相手に中
継ぎの経験を積んだ末に、新人選手からただ1人開幕一軍入りを達成しま
した。大学から直接猛虎へ入団した新人投手の開幕一軍入りは、日本大学
から2000年に入団した吉野誠氏以来20年振りです。6月20日に、読売
ジャイアンツとの開幕カード第2戦7回裏に救援で公式戦へデビュー。し
かし、暴投や自身の失策などをきっかけに5点を失ったため、2死を取っ
ただけで降板を命じられた経験も。以降も一軍公式戦13試合に救援で登
板しましたが、防御率が一時10点以上に達するなど投球内容が安定せず、
勝敗が付かないまま8月17日付で出場選手登録を抹消されました。
この年限りで現役を引退する球児君から一軍帯同中に投げ方を教わった
フォークボールを新たな武器に、ウエスタン・リーグ公式戦5試合の登板
で防御率1.50という成績を残したことから、9月3日に再び登録。
プロに入ってから少なくても進化を始めている期待の若虎でしょう!
長身から投げ下ろす最速152km/hのストレートと、「パワーチェンジ」と
自称する力強いチェンジアップが武器。スライダー、カットボールなどの
変化球を織り交ぜることもでき、球種も豊富な小川君が、セットアッパーとして成長できるかが楽しみです。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:小川 一平投手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2020年11月10日
場所:阪神甲子園球場