猛虎かく勝てり2175
2021.11.11 Thursday
“オーナー報告“
9日(火)、阪神電鉄本社において、矢野監督が藤原代表取締役社長兼オーナーへシーズン終了を報告し、その後、谷本副社長とともに会見を行いました。
公式サイトに掲載されています。
谷本副社長コメント
今シーズンは12球団最多の勝利数を挙げたものの、首位スワローズとのゲーム差無しの2位という結果で悲願の優勝を逃し、「JERA クライマックスシリーズ セ」のファーストステージにおきましても、勝利することはできませんでした。我々、阪神タイガースに所属する全員にとってこれ以上ない悔しいシーズンとなりました。球場にお越しくださいましたファンの皆様、テレビ・ラジオ・ネットでの中継放送で最後までタイガースの勝利を願って応援頂きましたファンの皆様に球団を代表して心から御礼を申し上げます。
矢野監督コメント
―オーナーから矢野監督に
お疲れ様という言葉を頂いた一方で、優勝を逃し、クライマックスも勝ちあがれなかったという所では、更に上を目指してほしいという激励の言葉も頂きました。
―改めて今シーズンを振り返って
開幕後すごく良いスタートを切れ、交流戦が終わる頃まで“目指す野球”ができたが、後半戦に入りチーム全体の調子が下がった。10月には良い粘りを見せてくれ、チーム全体の底上げや、一丸で戦うということが出来たが、僕自身、采配であったりかける言葉であったり、何か出来る事があったんじゃないかと思いすごく悔しい。
目の前の試合を全力で戦えた事に対する後悔はないが、勝ちきれなかったという所でチームとしての成長と、僕自身の成長が必要だと思う。
―今季、特に成長を感じた選手
一番注目された佐藤輝君は、プロ野球という世界で成長するには無くてはならない時間を経験した。今後もチームの中心として育っていけるように
やっていきたい。
伊藤将君は、一年目で10勝し最後には中継ぎもしてくれて、体は大きくないですが気持ちで向かっていく、彼の一番いいところを一年間出してくれた。
中野君に関しては、一年目から盗塁王というタイトルを獲った。コーチ陣もスコアラーさんも力を合わせて彼を盗塁王にしてくれた。失敗しても向かっていく彼の働きが今季は大きかった。
―来季への課題。
守備のエラーは減らさないといけませんし、チーム全体として足りない部分を補うこともしないといけませんし、僕自身の成長も必要だと思う。
マイナスをプラスに、プラスをもっとプラスに、選手の背中を押して、自分自身も成長していきたいと思う。
―最後にタイガースファンに来シーズンへの抱負とメッセージ。
シーズン最終戦では、沢山のファンの皆さんに来ていただき、以前の様な雰囲気で試合ができて、改めてファンの皆さんの存在の大きさを感じました。タイガースファンに期待された中で優勝出来なかったというのは、責任を感じておりますが、一方で目の前の試合を全力で戦ったことに後悔はありません。来季に向けて新たな挑戦をし、もう一度頑張っていきたいと思います。
監督自身の成長をコメントしていましたが、どういうことでしょうね〜悩める選手に気づきを与えるような監督になって欲しいものです。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:矢野 燿大監督
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2021年06月29日
場所:阪神甲子園球場