アナフレ猛虎会

皆様こんにちは。アナフレ猛虎会 通称”頑張れ阪神タイガース☆です。
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猛虎かく勝てり2250

2022.01.27 Thursday





“春季キャンプに向けて“

鳥谷敬氏初提言<3>

日刊スポーツ評論家に就任した鳥谷敬氏が、虎の守備力向上へのポイントを提言するキャンプ前企画。最終回は「未来への挑戦」がテーマ。ゴールデングラブ賞5度の名手はかつての自分を「本当に下手くそだった」と振り返った上で「守備は誰でもうまくなれる」とエールを送って締めくくりました。

提言<1>阪神ワースト失策に「数ではなく“致命的”減らせるか」

提言<2>阪神守備力向上のカギは「エラーの傾向と“なぜ”の分析」

最後の提言は、“守備は練習をすれば誰でもうまくなれる”です。
打撃は誰でも打てるようになるとは限らないが、守備は間違いなくうまくなれる。
鳥谷氏はプロ3年目の06年、21失策を記録。一方で09年から14年までの6年間で5度の1ケタ失策も達成した。成長曲線のポイントは向上心だったと語ります。
たとえエラーを20個しても、それを将来10個、5個以内にするためのエラーに変えられるか。考え方によって、チャレンジの度合いが変わってくる。同じエラーでも、前に突っ込んだものと、待って待って慎重にいったものとでは、次のファインプレーにつながるかどうかという部分で質の違いが出てくることを強調。
虎の遊撃後継者でもある中野君は昨季リーグ最多の17失策。とはいえ、果敢に攻めた結果のミスも多い。鳥谷氏はそんな積極性は必ず今後に生きるとアドバイス。
チャレンジせずにシーズン15失策をキープしても、うまい選手が現れたらポジションを取られるだけ。でも、チャレンジを続けて20失策してしまったとしても、積極的なミスから成長のヒントをつかんで7、8失策を
10年続けられるようになれば、その選手の価値は上がる。自分の将来も考えて、チャレンジを続けてほしいとエールを送りました。

実は猛虎守備陣にはすでに向上している数値もあります。昨季の1試合平均0・601失策は直近4年間で最少。失点につながった失策の増減イメージを比較してみると、シーズンの全失点から全自責点を引いた数字は、20年の67から21年は47に大きく減少。単純に考えれば、鳥谷氏が言う「致命的なエラー」の数はすでに改善傾向に入っているとも言えますね。
極端な話、エラーの数は同じぐらいでもいい。失策絡みの失点を減らせばいいんです。もし大事なところでエラーが出てしまっても、投手が抑えてくれたら問題ない。助けてもらったら、今度は四球という投手の“エラー”をファインプレーで消してあげればいい。それが「チーム」です。もしエラーが失点につながってしまったら、打って返せばいい。そんな考え方でいいような気がします。
失敗を引きずらずに分析して次回に生かす。現役時代の鳥谷氏の姿を思い出した方が多いのでは?

◆選手別失策数

中野17 大山10 サンズ9 マルテ8 糸原7 梅野6 木浪5 佐藤輝4 山本3 秋山2 原口1 西勇1 二保1 陽川1 江越1 坂本1 青柳1 伊藤将1 小林1 ロハス1 馬場1 小幡1 近本1 エドワーズ1 ガンケル1



参考文献:阪神タイガース公式サイト


画像:猛虎ナイン


撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』


撮影日:2021年06月29日


場所:阪神甲子園球場

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