猛虎かく勝てり2253
2022.01.30 Sunday
“春季キャンプに向けて“
もう10年目ですか〜
先発復帰を目指す10年目の藤浪君が、沖縄・宜野座の先乗り合同自主ト
レ初日にブルペン入りし、直球中心に33球投げ込みました。岩貞君に続
いて2番目にマウンドに立った右腕は、昨年に続き初日から本格投球をみせて順調ぶりをアピールです。
ノーワインドアップから放たれる威力抜群の直球に、捕手坂本君のミットは何度も快音を鳴らしました。
投球練習の合間には「遊び半分で」と2種類の新球種を試投。1月に巨人菅野投手に弟子入りした際に伝授されたワンシーム、都内のトレーニング施設でたまたま居合わせたヤクルト石川投手から教わったシンカーで、意欲的な姿勢でしたが、現時点では、カーブや遅めのスライダーを使えれば、十分幅が出てくると、新球より持ち球の変化球を磨くことに重きを置きます。キャンプでは、18年にドジャース・カーショー選手から学んだカーブ、昨年もサークルチェンジに挑戦するなど、「学び」に貪欲な姿勢をみせているようです。この男に完全復活なんて言葉は似合いません。縦縞のエースに成長してくれなければ猛虎優勝もあり得ませんね。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:藤浪 晋太郎投手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2020年10月18日
場所:阪神甲子園球場