猛虎かく勝てり2324
2022.09.06 Tuesday
“狙い球を絞れ“
元阪神監督で日刊スポーツ評論家の真弓明信氏も厳しく指摘した猛虎打線。今季24度目の完封負けを喫したが、巨人の先発投手に対して、どう攻略するのかという工夫が見えなかったと指摘しています。
チーム全体で低めを捨てて高めを狙えなどということではなく、各バッタ
ーが、2ストライクまで配球を読みながら、狙い球を絞っていく姿勢が感じられない点だと。特別に球が速い投手ではなく、手が出ない変化球があるわけでもない投手だけに、甘い球が来れば打つという漠然とした意識が悪循環になると。
また、用兵面で監督の采配を指摘。最終回2死から大山君が出塁して、江
越君が代走で起用された場面。盗塁で二塁に進んだが、代走も盗塁も必要だったのか?この状況で、同点にするには、打者ロハス君の本塁打しかない。追いついた場合、延長戦で再び大山君に打席が回ってくる可能性があるのに、代走が必要なのはロハス君も出塁した時だけでは。同点のランナーになるため、ここでカードを切るべきだ。さらにいえば、2死一塁での盗塁はあまり意味がなく、アウトになれば、試合が終わってしまう。勝ちにこだわることを考えれば、全く動く必要はない。
今季24度目の完封負けというのは、そういう打者の対応や用兵面の変なこだわりの積み重ねといえるだろう。
工夫という言葉が耳に残りますね〜まあ今年はなぜか投手の成績がいい?しかし村上選手のように1人で50本を超えるホームランを打つ打者も居る・・・何かパワーとか速球とかではなく、変なこだわり?またはちょっとした工夫の違いだけのような気もしない昨今でございます。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:タイガースガールズ
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2022年05月20日
場所:阪神甲子園球場