猛虎かく勝てり2425
2023.01.14 Saturday
“野球殿堂入り“
球界の功労者をたたえる「2023年野球殿堂入り」が13日、野球殿堂博物館から発表され、エキスパート表彰で元阪神のランディー・バース氏が選出されました。外国人枠ができた1952年(昭27)以降の助っ人外国人と
しては、史上初の快挙ですね。
85年に猛虎を日本一に導いた吉田義男氏が通知式に参加し、ゲストとしてスピーチを務めてバース氏の殿堂入りを祝福しました。同年の西武との
日本シリーズを振り返り、「7対3くらいで西武が勝つという下馬評を、バース氏の1、2戦目の決勝ホームランで勝ち、日本一になったことを振り返ります。ランディー・バース氏がいなかったらあり得なかったと。
また、忘れられない伝説が、85年4月17日の巨人戦(甲子園)で3番バ
ース氏の逆転3ランに続いた4番掛布雅之氏、5番岡田彰布(現阪神監督)のバックスクリーン3連発を回顧。
そのカード3連勝が大きな自信になって、阪神、広島、巨人の三つどもえ
の中で阪神が先手を取りながらペナントレースを勝ち進んだ思い出。39
年前ですが鮮明に頭に浮かんできます。
やはり何が素晴らしいかと言えば、85、86年と2年連続で3冠王に輝き、86年に記録した打率3割8分9厘はいまだに破られることのないシーズンのNPB最高記録だということです。
また、当時のシーズン本塁打記録も、セ・リーグの投手は終盤誰もバース氏と勝負することなく敬遠。55本の日本記録を破るのはこのバース氏だったと誰もが認めるでしょう。
まさに、史上最強の助っ人伝説でございます。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:トラッキー
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2020年10月18日
場所:阪神甲子園球場