猛虎かく勝てり2434
2023.01.23 Monday
“背水の新人王“
もうやるしかない−。高山君が今季にかける思いを激白。22日、鳴尾浜で
取材対応。岡田新体制で復活を期す16年新人王は、自身の立場を認識し
た上で心境を語りました。
昨季は38試合の出場でわずか10安打。球団の構想から外れてもおかし
くない状況であることは誰よりも分かっている。それでも春季キャンプは
1軍スタートが決定。失うものはない。沖縄・宜野座でアピール合戦に身を投じる準備はできているようですね。
一方で、同じ轍は踏まないつもりでもあります。
全メニューを消化することができなかった過去を糧に変え、昨年6月には
2軍戦で右膝蓋骨を骨折。万全の状態で戦い抜くことが再起への最低条件になるでしょう。
今オフは減量にも成功。今年4月で30歳を迎えて肉体改造に力を入れた高山君は、言葉の端々からにじみ出る悲壮感は不退転の覚悟の証し。
野球人生をかけた男の背水の陣から目が離せませんね。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:高山 俊外野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2022年05月20日
場所:阪神甲子園球場