猛虎かく勝てり2454
2023.02.12 Sunday
“熱き遊撃争い“
ショートは俺だ! 木浪君が23年のチーム1号で遊撃取りを猛アピールしました。紅組の「8番遊撃」で出場。2回2死一塁の第1打席。左腕桐敷君のフルカウントで肩口から入った131キロのスライダーを右翼芝生
席に突き刺しました。
虎の遊撃バトルは木浪VS小幡の一騎打ちの構図です。ただ、この日の相
手白組のスタメンは二塁中野君、遊撃小幡君のコンビ。この2人が岡田構
想の第1候補で、木浪君は追う立ち位置に置かれています。2ランの打席
は2死から小幡君が失策を犯して巡ってきました。ライバルの“お膳立て”
を生かして放ったアピール弾でインパクトは大。岡田監督もびっくりの一撃でしょう。
昨秋から、これまで立てていたバットを肩に担ぐような新フォームに改良。
最短でバットを出すことを意識しているようです。前日には岡田監督が
スイングの鋭さが増していると評価。昨季まで対左投手の通算成績は打率
2割7厘、2本塁打(対右投手は通算2割6分)。苦手にしている左投手
からの本塁打ということも価値がありますね。
新人で開幕スタメンを張るなど、入団3年目までは毎年100試合近く出場も、4年目の昨季は出場41試合と低迷。地獄を味わった男は必死に泥臭く諦めず、定位置をつかみ取りにいきます。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:木浪 聖也内野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2020年11月10日
場所:阪神甲子園球場