猛虎かく勝てり2540
2023.10.28 Saturday
“日本一に向けて“
猛虎とオリックスの日本シリーズが本日京セラドーム大阪でいよいよ開
幕します!
ともにペナントレースをダントツで優勝し、CSも危なげなく勝ち上がっ
た“王者対決”。日刊スポーツ評論家の宮本慎也氏と谷繁元信氏が、今シ
リーズの見どころ、ポイントを挙げました。
59年ぶりの関西シリーズは、似たチーム同士の対戦になった印象。どち
らも投手力を前面に出し、少ないチャンスで1点でも多く取ってリード
を守り抜く。そこで、しのぎ切った方が勝つ。
接戦が予想されるだけに、1つのミスが命取りとなりそう。バッテリーは
四球。守備はエラーはもちろん、1つ先の塁に行かれること。攻撃はバン
トやエンドランの失敗。それらを、どれだけ防げるか。1球の持つ意味が
一層、高まることは間違いないということでしょう。
捕手の重要性も増す。オリックスは、森捕手がCSの経験はあっても、日
本シリーズは初めて。その点、シリーズ経験者の若月捕手の存在は心強
い。一方の猛虎は、ほぼ全員が初めての日本シリーズ。とはいえ、坂本
君はCSファイナルステージでは自分の色を出し、レギュラーシーズンと
変わらないプレーができていた。日本シリーズにも同じ精神状態で臨め
れば、心配はない。
打線も、ともにレギュラーシーズンとスタイルは変えないとみる。オリ
ックスは日替わり。ラッキーボーイ的な選手が出てくれば中心に固定す
ることも考えられるが、基本的には相手投手や選手の状態を見ての判断
になると予想。対照的に、阪神はシーズン同様、ほぼ固定。
ともに不安点も抱える。オリックスは杉本選手、紅林選手のコンディシ
ョン。最大7試合しかなく、主力が1人でも抜けるのは痛い。頓宮選手
は戻ってきたが、万全とまで言えるかどうか。みんなが出られることを願うばかり。猛虎は4番大山の打撃の状態が、CSファイナルステージで
は良くなかった。第2戦で二塁打を打ったが、1本出たことで精神的には
多少、楽になったはず。復調へとつなげたい。
最初に書いたとおり、似た同士の対戦で、正直、勝敗予想は難しい。少なくとも、4勝0敗、4勝1敗のような一方的な展開にはならないとみる。
その上で「4勝3敗で阪神」と予想。1勝差は野手の安定感。固定メンバ
ーの強みが発揮される。ビジター球場が京セラドーム大阪というのも追
い風。今季8戦8勝と相性がいい。関西シリーズだけに阪神ファンも相
当数、詰めかける。第1戦からホーム球場のような雰囲気で戦えるのではないか。
もう読んだだけでワクワクしてくるな
藤川球児氏はどちらが勝っても4勝2敗と予想していましたね。
画像は短期決戦では重要な猛虎の要 坂本君です。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:坂本 誠志郎捕手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2021年06月29日
場所:阪神甲子園球場