猛虎かく勝てり2551
2023.11.15 Wednesday
“今年の名シーン“
2023年度成績
試合54打席56打数52得2安打10二塁打1三塁打0本塁打2塁打17打点8盗塁0盗塁刺0犠打0犠飛0四球3死球1三振18併殺打2打率.192長打率.327出塁率.250
今年は本人にとっては不本意だったかもしれませんが、今年の猛虎の名シーンのひとつである大きな打席がありました。
春季キャンプを2年振りに一軍で過ごすと、キャンプ中からの好調を背景
に、レギュラーシーズンも2年振りに一軍でスタートした原口君です。
4月2日にDeNAとの開幕カード第3戦8回裏2死2塁から代打に起用
されたところ、チームのレギュラーシーズン初本塁打を2点本塁打で記
録。このホームランは、3番打者・島田君が初球をストライクと判定され
たところで岡田監督から代打に起用されました。2点リードで2死無走者
の局面から四球で出塁していた2番打者・中野君が島田君への1球目に二
塁への盗塁を成功させたことで、追加点を得る可能性が高まったことを受けての起用だったが、実際にはエスコバー投手が投じた初球(154km/hのストレート)でレギュラーシーズンにおける一軍のチーム初本塁打をマーク。この一打によって、チームの開幕カード3連勝を決定付けたました。今年の猛虎は以降の試合でも「2死ながら四球が絡んだ局面で、岡田監督が繰り出す采配に選手が応えることが得点や勝利に結び付く」という展開が相次ぎ、上今年の猛虎の強さを象徴した名プレーと采配でしたね。
以降もセ・パ交流戦の直前まで代打限定の起用が続いたものの、実際には
打率が1割台に低迷していて、交流戦の前半には二軍での調整を余儀なく
されるも、常にベンチでこのような場面に備えた代打の切り札は、来季も
健在でしょう!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:原口 文仁内野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2023年04月21日
場所:バンテリンドーム