虎!72勝60敗6分
2024.09.24 Tuesday
■2024/9/23 試合結果
対巨人 25回戦 甲子園
巨 | 0 0 0 0 0 0 1 0 0 | 1
神 | 0 0 0 0 0 0 0 0 0 | 0
勝:ケラー1勝2敗1S
S:大勢1勝2敗27S
敗:高橋4勝1敗0S
巨人:グリフィン - ケラー - バルドナード - 大勢
阪神:高橋 - 石井 - 桐敷 - ゲラ
──────
“両者譲らず”
優勝争いにふさわしい試合でありましたが、勝ちたかった!
昨日は天王山第1ラウンドを制して1ゲーム差に縮めて挑んだ首位決戦
の2戦目、猛虎は復帰4戦4勝の高橋君が先発です。
その高橋君はコントロール、切れとも抜群で6回までほぼ完璧な内容の
投球を見せます。しかし7回無死1・3塁のピンチを招き、代打にライト
前ヒットを打たれ先制を許します。高橋君はここで降板も石井君が抑え
なんとか1点で凌ぎます。ここまで得点チャンスを活かせぬまま9回裏、
二死から代打の糸原君が執念の内野安打、代走の植田君が盗塁成功して
一打同点のチャンスを作りますが、木浪君は三振に倒れて万事休す。阪
神0対1巨人。残念ながら連勝とはなりませんでした。本日は今季の対
巨人戦については最終戦。対戦成績は12勝12敗1分でした。
アナフレ目線
2月オープン戦★★★
3月★★★★★★☆△★★☆★★☆★リーグ戦★★☆
4月★☆★☆☆★☆★★△★☆△☆☆☆☆△☆★☆☆☆
5月△★★☆★★☆★☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆★★★★
6月★☆★★★☆☆☆★★☆★★☆☆☆★★△☆★★
7月☆☆★★☆☆☆☆★★☆☆★★★★☆球宴☆☆☆☆☆
8月☆☆★☆★★☆★★☆★☆★△★☆☆★☆☆★☆★★☆
9月★☆☆☆☆☆★☆★☆☆☆☆☆★☆☆★
5回を終えた時点で、互いに点が入る気配はなかった。高橋君は抜群で、
低めに集めゴロの山。巨人グリフィン投手も気合十分。1回、3回と、い
ずれも2死で三塁に走者を抱えて佐藤輝君を迎えると、真っすぐと変化
球を外に出し入れした。打者からすれば、どこかで内にくるという思い
があったはずだが、両打席とも、いくぞ、いくぞと見せかけていかず、
外のスライダーで空振り三振。巨人バッテリーが見事に攻めていたと解説する谷繁氏。
先に動いたのは巨人。6回表でグリフィン投手に代打を送る。中4日とは
いえ、まだ76球。吉と出るか、凶と出るかとみていたら、2番手ケラー投手が6回裏先頭で大山君に二塁打。続く佐藤輝君は1ボールからの2球
目、高め要求の真っすぐが真ん中付近にきたが、捉え損ねて中飛。この1
アウトが大きかった。走者を三塁に進められず、後続も倒れた。これが試合の流れを変えましたね。
佐藤輝君が「1球」を捉え、せめて走者を進めていれば、違う展開になっ
てもおかしくない。猛虎は直後の7回表の守り、今度は「1球」を捉えら
れる。高橋君は無死一塁で岡本和選手を2球で追い込んだが、3球目を左
前に運ばれる。一、三塁とされ、代打坂本選手に決勝打を許した。
岡本和選手への攻めを振り返りたい。初球ファウル。2球目は内角真っす
ぐで見逃し。すると、梅野君は3球目も内に真っすぐを要求。ボール要
求ではなく、決めにいったように見えたが、真ん中寄りに入り打たれた。
内角真っすぐを続けた意図を理解はできるが、岡本和選手は2回、4回と
外のツーシームを引っかけ内野ゴロ。当然、外に意識があっただろう。
その2打席を踏まえ、猛虎バッテリーは一転、内を続けた。ただ、2球目
が、いいところに決まりすぎた。さらにいいところに決めようとなると、
ぶつける心配も出てくる。
また、高橋君は既に70球を超えていた。復帰してから今季は91球が最
多。球の力が、やや落ちていたのかもしれない。3球勝負よりも、時間を
かけて攻めた方がいい場面だったと解説。
ワンチャンスを仕留めた坂本選手をたたえたい。前日の悔しさを晴らし
た。2日続けてスコアは1−0。連敗しなかった巨人がかなり有利になっ
た。1球、1打席、1点と「1」の重みを、あらためて感じた優勝争い大詰めにふさわしい、深みのある面白い試合ではありましたね。
2月オープン戦★★★
3月★★★★★★☆△★★☆★★☆★リーグ戦★★☆
4月★☆★☆☆★☆★★△★☆△☆☆☆☆△☆★☆☆☆
5月△★★☆★★☆★☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆★★★★
6月★☆★★★☆☆☆★★☆★★☆☆☆★★△☆★★
7月☆☆★★☆☆☆☆★★☆☆★★★★☆球宴☆☆☆☆☆
8月☆☆★☆★★☆★★☆★☆★△★☆☆★☆☆★☆★★☆
9月★☆☆☆☆☆★☆★☆☆☆☆★☆☆★
画像は9回、神走塁の植田君です。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:植田 海内野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2024年06月21日
場所: 阪神甲子園球場