猛虎かく勝てり2709
2024.10.12 Saturday
“CSに向けて“
大山君がデータの後押しを受けて短期決戦に臨みます。11日、CSファー
ストステージ・DeNA戦を前に練習に参加。4番打者はあらためて、一戦
必勝の誓いを立てました。
初戦で対戦する東投手には今季14打数6安打、打率4割2分9厘と好相
性。6月22日には本塁打も放った。さらに2戦目予想のジャクソン投手
にも今季打率5割と好相性。
あの悪夢を払拭するのはこの男しかいない。同じDeNAを甲子園に迎え
た17年のCSファーストステージ。猛虎は1勝2敗で敗れた。ただ、新
人だった大山君はシーズン終盤の好調を買われ、3試合とも「5番一塁」
に抜てき。計13打数7安打、4打点と期待に応えました。
とくに雨中の試合で知られる2戦目は右前打のあと、左越えに本塁打、2
本の二塁打と大爆発。田んぼ状態になったグラウンドをはつらつと駆け回った。日本シリーズも含めたポストシーズンで、新人の4安打はプロ野球初だった。
雨天強行は物議をかもしたが、背番号3のキャリアにおいては大きな分
岐点になった。それから7年が経ち、押しも押されもしない主力に成長
した大山君。昨年は初めて全試合4番としてスタメン出場し、リーグ優勝、日本一に大きく貢献。今年は不振に苦しみながら、最後1カ月は4
番に再び固定され、リーグトップを争う高い得点圏打率で猛虎打線を引
っ張った。森下君、大山君、佐藤輝君のトリオが打点を挙げれば13戦全
勝。中軸が機能すれば間違いなくチームは勝てる。
フリー打撃では右に左にライナー性の打球を飛ばし、順調な調整ぶりを
示した。虎の4番として、大山君が真価を示す戦いの幕が上がります。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:大山 悠輔内野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2024年03月15日
場所:バンテリンドーム