アナフレ猛虎会

■2025/5/29 試合結果

対DeNA 11回戦 甲子園

デ | 0 0 0 1 0 0 3 0 1 | 5
神 | 1 0 0 0 0 0 0 0 0 | 1

勝:ジャクソン5勝1敗0S
敗:デュプランティエ1勝2敗0S
HR:牧ソロ8号
DeNA：ジャクソン - ウィック - 入江
阪神：デュプランティエ - 工藤 - 木下

5/30の予告先発
神:村上　頌樹
広:森下　暢仁
──────
“投手戦を逃す”

投手戦は交代のタイミングが難しい。そして一つの四球から全ての流れが変わる野球の怖さも経験かな。

甲子園球場での対DeNA11回戦。虎の先発はデュプランティエ君です！
1回裏、中野君のチーム初ヒットのあと森下君がライトに久しぶりに右中
間タイムリーツーベースヒットを放ち、中野君が還り先制点！4回表に牧
選手に同点のソロホームランを打たれ試合は振り出しへ。迎えた7回表
デュプランティエ君がベイスターズ打線に捕まり3点を献上し、勝ち越
しされます。9回表には、プロ初登板の木下君が投げるもダメ押しの1点
を奪われます。ベイスターズの投手リレーで逃げきられ、同一カード3
連勝は惜しくも成らず。阪神1対5DeNA。

アナフレ目線
２月オープン戦△☆
３月★☆★★★☆△△△★リーグ戦☆☆★
4月★△★☆☆☆★★☆★☆☆★★☆☆☆☆☆☆★★★
５月★☆☆★☆☆★☆☆△★★☆☆☆★★☆★☆☆☆★
デュプランティエ君とDeNAジャクソン投手との投げ合いは、緊迫感のある素晴らしい投手戦だった。両投手とも１５０キロを超える剛速球を軸にした本格派で、６回を終わって１−１だった。ここまでの球数はデ
ュプランティエ君は７２球で、ジャクソン投手は８９球。どのタイミン
グで継投に入るかが、勝負の分かれ目だったか。
不安が大きかったのは、やはりデュプランティエ君。球数こそジャクソ
ン投手より少ないが、来日１年目で７回を投げたことがない。最多の球
数も９９球。６回は３者凡退に抑えていたが、球は上ずり気味になっていたし、７回のDeNAの攻撃は２番から始まる打順。７回のマウンドに向かうのは問題ないが、すんなりいかなかった場合、交代は難しいタイミングになると解説は緒方氏だ。

１死一、二塁のピンチを迎え、度会選手への投球が限界だったか。投球
の半分以上が真っすぐで攻める右腕だが、その真っすぐが浮き気味にな
ると、一気に苦しくなる。ただでさえ打者は真っすぐのタイミングで待
つし、甘く入れば長打の危険が高い。そもそもストライクゾーンにも入
らなくなっていた。度会選手には絶対に四球を避けたい場面で、変化球
を５球続けた。結果は最悪の四球。ここが交代のタイミングだったのでは。なんとか山本選手を打ち取ったが、代打の宮崎選手に対してフルカ
ウントになった。ここで坂本君がマウンドに向かったが、おそらくデュ
プランティエ君に何を投げたいのか聞きに行ったのだと思う。個人的に
は指先に感覚が残っているうちに、３−１から見逃しストライクを奪っ
たスライダーをすぐに投げさせた方がいいと思ったが、しかし押し出し四球の可能性もあるだけに、坂本君も何を投げさせていいか分からなくなっていたのだろう。
結果はスライダーを続けて押し出し四球。ストライクゾーン低めのギリ
ギリの高さだったが、宮崎選手は見切ったように見逃していた。やはり
限界だった。今後、デュプランティエ君はもっとよくなる可能性がある投手だし、ここで投げるスタミナを養うために続投させたのかもしれない。２試合連続で接戦が続き、リリーフも休ませたい気持ちもあっただろう。あるいはストッパーだった藤川監督が、満塁からリリーフする投
手の過酷さを考慮したのかもしれない。長い目でみれば続投も有りだが、
今試合に勝つことだけに徹すれば、交代のタイミングが遅れたと言っていい。
押し出しの後も続投し、石上選手に２点タイムリーを浴びて試合は決まった。

２月オープン戦△☆
３月★☆★★★☆△△△★リーグ戦☆☆★
4月★△★☆☆☆★★☆★☆☆★★☆☆☆☆☆☆★★★
５月★☆☆★☆☆★☆☆△★★☆☆☆★★☆★☆☆☆★





参考文献：阪神タイガース公式サイト


画像：猛虎ナイン



撮影：アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』


撮影日：2024年05月1日


場所: マツダスタジアム