我慢の管理学に学ぶ
2007.05.07 Monday
”明日への勝利を信じて”
悪夢のGWになった阪神タイガース!明日からの伝統の一戦を前に一冊の名著を開いてみた。
昨年亡くなられた名将、元巨人軍監督の故藤田元司さんの名著のエピローグ部の抜粋である。
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野球選手に限らず好・不調の波は誰にでもある。ところでスランプに陥ったら、これを克服するにはどうしたらよいか。
私はその場合の解決策は大別して二つあると思う。
ひとつは、時間の経過にゆだね、趣味等で気分転換をはかること。しかしこれは大きな欠点があり、一時的にスランプを脱したと思っても、又仕事の現場にもどると以前のスランプに陥る。これはスランプ脱出法でもなんでもなく、”体のいい現実逃避”であり、”負け組”のすることなのだ。
もうひとつの解決策は、より練習を重ねるということである。少なくとも練習した分、自分の技術は向上しているのだから、次にスランプに陥ったとしても、前のスランプとまったく同じスランプに陥ることはないといえる。いわば、次元の高いスランプに出会うのだから、これは喜ばしいことでもあるのだ。
不調や不運にめぐりあったとき、自分を甘やかさないようにすること――私は、プロ野球人と企業人とを問わず、組織を生きぬいていくうえで、これこそがもっとも基本的な我慢の哲学のひとつだと思っている。
「我慢の管理学」はまた、我慢の自己管理学でもあるのである。↑↑↑
私が着眼した点は、少なくとも現在の猛虎ナインは投打ともにスランプに陥っている!特にシーツ君、今岡君濱ちゃん、福原君、杉山君、江草君等は重症かもしれない。がしかし、藤田さん曰わく、ただひたすら練習で克服することしかない。
彼等は間違いなく前回のスランプよりも次元の高いスランプで苦しんでいるのであり、喜ばしいことではないかという考え方です(^-^)/
後退はしていないという前思考な考え方に感銘を受けましたo(^-^)o
この書のサブタイトルは”部下とともに生きる”です。
岡田はん!選手を信じて!共に苦しみもがき、このスランプをナイン一丸となって乗り切っていきまひょo(^-^)o
我等虎党はどんなに連敗しようが球場やテレビの前で応援してまっせ(^O^)/
参考文献:『我慢の管理学』藤田元司著 光文社
画像:阪神甲子園球場
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:06年9月29日
☆頑張れ阪神タイガース☆
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