猛虎かく勝てり79
2007.06.01 Friday
”人は人に何を伝えるか……伝説の打撃コーチに学ぶ その2”
5月を終えて5位と低迷している阪神タイガース!その一因は先日述べた打撃陣の不振と、先発ローテーションの総崩れであろう。そして一番頭を痛めているのが岡田はん以上にこの二人ではなかろうか。
久保康生チーフバッテリーコーチと中西清起投手コーチである。
無論、ここまでのチーム防御率の悪さは両コーチの責任だ!
先日と同様に伝説の打撃コーチ、故 高畠導宏氏の遺言を学びます。↓↓↓
「ピッチャーがフォアボールを連発している時でも同じです。真ん中に投げろといわれたって、困るだけじゃないですか。
そういう時は、ピッチャーの意識をストライクを投げることから、逆に外してあげる必要がある。そうすれば、ピッチャーがどのくらい心理的に楽になるかわかりません。たとえば、真ん中に投げろではなく、思い切って腕をふっていこうかとか、そういういい方をすればどうでしょうか。その意味では、野球界には、実は、危険なアドバイスが氾濫していると思います。そこで私は、心理の勉強を本格的にしなければならないと思ったんです。」↑↑↑
確かに、昨年からあまりにも”ポスト井川”と騒がれすぎた影響もあろう。キャンプ時からブルペンは例年になく充実していて、戦々恐々とした雰囲気すら感じられた。そしていざシーズンが始まれば、安藤君の離脱、福原君の出遅れ、そして最近ではジェフ、ボギーの離脱とジャンの二軍落ち、江草君や能見君、杉山君の不調等々…
久保はんと中西はん!一概にはいえないが、ご両人は無意識に先発完投型の井川君のような球を各投手陣に求めてはいないのだろうか?
コーチの発言は重大だ!例えばジャンのボーク癖?彼は大リーグで実績のある投手であったのに、完全に彼の持ち味を見失わせてはいないか?”ボークをするな”ではなく、少し肩の力を抜いたら”とか…
昨年と同様の力を発揮しているのは正直球児君だけ!
持ち味を発揮できていない江草君や能見君、杉山君などの姿を見ていると、彼等の良さを忘れさせてしまっているのではないかとすら思えてならない。
今後のコーチングを期待したいですねo(^-^)o
久保はんがタイガースに来た2005年はあの伊良部投手と藪投手が抜けた穴を埋めて、無敵のJFKを作り上げた手腕に期待を込めてo(^-^)o
引用文献:『甲子園への遺言』門田隆将著
講談社
画像:久保チーフバッテリーコーチ
撮影:アナフレ猛虎会『浜ちゃん気になる〜☆』
撮影日:06年4月26日
場所:横浜スタジアム
☆頑張れ阪神タイガース☆
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