猛虎かく勝てり945
2014.04.22 Tuesday
“安定感抜群な男”
ガチャガチャとした甲子園での燕戦!連勝ができたら救われましたが、
見ている方もハラハラドキドキの試合でございました。
そんな試合の中で、なんだかんだと安定感を魅せてくれた男がいます。
我らが守護神、呉 昇桓君でございます。
今回のカードは3戦連続での登板になりましたが、特に最終戦は彼の持ち味が
出ましたね〜バットに1度も当てさせないピッチング!
九回1死で迎えたのは強打者バレンティン選手。
リードはわずか1点での登板で、本塁打を浴びれば同点の場面。
初球は146キロの高め直球で空振り。2球目はスライダーが外れカウントは1−1。
3球目は外角低めのスライダーで空振りを誘うピッチング。
追い込んでから、決め球は外角へ大きく逃げるスライダー!
この日2発を放りこんでいたバレンティン選手のバットは、かすりもせず空鵜を斬りました。
走者がいないときのバレンティン選手は大きいのを狙ってくるので、
失投しないように気をつけて投げたという呉君!
九回を9球、3者凡退で締めチーム3連勝に貢献した瞬間でございます。
聞くところによると、韓国は日本よりも飛んでいたというボールと、
ロッカーもグラウンドも狭い球場という環境で築いてきたセーブの山!
しかもチームの移動はすべてバス。ナイター後は深夜11時に出発し、
午前3時ごろに敵地に到着することも頻繁にあるそうです。
日本の環境は恵まれているのですね〜
呉昇桓にとって疲れとか3連投は、全く問題がありません。
甲子園を離れる長期ロードで失速を毎年危惧されている猛虎ナインとは、
戦ってきた環境が違うようでございます!
アナフレ猛虎会の皆々様!今の猛虎にはタフな男が毎日ブルペンで鋭い目つきをした
安定感抜群の呉君が、いつも戦況を見つめながら構えていてくれます!
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:呉 昇桓投手
アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース』
撮影日:2014年03月29日
場所:東京ドーム