猛虎かく勝てり970
2014.07.29 Tuesday
“長打よりも適時打で”
ここにきて、先日復活の西岡君が再度離脱!そしてその彼の弟分の大和君も離脱という緊急事態の猛虎!
だが、その穴をキッチリ埋め続けているのが上本君と本日のかく勝てりの今成君の新一二番コンビである。
7カード連続の勝ち越しを逃した和田猛虎だが、新一二番コンビの活躍が際立っていました。
今成君が2試合連続で2番に入り、4打数3安打。打つだけじゃなくバントも成功させています。
一回無死二塁。赤ヘル先発福井投手の2球目の直球を三塁に転がし、走者を三塁へ進めると、続く鳥谷君の右中間を破る適時三塁打でチームは先制しました。
三回には左前打。3点を追う五回一死一塁でも中前に弾きかえし、一、三塁と好機を拡大。七回二死からも巧みなバットコントロールで中前に落とし、5月24日のソフトバンク戦以来、出場38試合ぶりの猛打賞は今季4度目です。
大和君の左脇腹痛での離脱を受けて2番を任された前夜は、二回一死二塁で三ゴロに倒れ、好機をつぶしたが、汚名を返上しました。
26歳にしてポジションは捕手、内野手、外野手と転々して、トレードも経験した今成君ですが、その野球センスが今縦縞で開花している。
トレード当時彼がここまで活躍することを誰が想像したでしょうか・・・
言い過ぎかもしれませんが、体制を崩されながらも天性のバットコントロールで右へ左へと安打を放つ姿に、小生は和製イチローと呼びたくなってしまうからでございます。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:今成 亮太捕手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース』
撮影日:2014年04月26日
場所:横浜スタジアム