猛虎かく勝てり2160
2021.10.17 Sunday
“開幕ダッシュの戦いを“
逆転優勝へ崖っぷちの戦いが続きますが、いろんな意味で残り8試合はとても重要と解説したのが桧山氏。17日からの広島2連戦はもちろん、特
に大事なのは19日からの首位ヤクルトとの今季最後の2連戦と。
ヤクルトは阪神と決着をつけるべく、先発に絶好調の奥川投手と高橋投手を送り込む予定。猛虎打線が苦手とするタイプの2人で、満を持して中10
日でぶつける周到さも感じます。実際、ともに今月上旬の神宮で、猛虎打線は奥川投手に7回途中1失点、高橋投手に5回1失点と力で圧倒され
た。でも今回はやられるわけにはいかないでしょう。
優勝争いの最終コーナーで投打充実のヤクルトとは状況が対照的。確かに4番大山君の死球欠場に加えてエース西勇君も離脱し、主力のサンズ君や佐藤輝君らも不調と、ベスト布陣で戦えないのは痛い。でも、今はやりく
りしたメンバーで泥臭く食らいつくしかないですね。
CSファーストステージを見据えれば、11月6日に開幕までの3週間をどう生かして戦力を整備し直すか。CSを勝ち抜くには、大山君の復調はも
ちろん、佐藤輝君やサンズ君らの復活も絶対必要。今の猛虎打線では正直、相手も怖くないはず。相手を怖がらせ、開幕ダッシュを決めたオーダーを再現できるかどうか。残り8試合とその後の調整に命運がかる。
参考文献:阪神タイガース公式サイト
画像:佐藤 輝明内野手
撮影:アナフレ猛虎会『頑張れ阪神タイガース☆』
撮影日:2021年06月29日
場所:阪神甲子園球場